2010/10/14

秋の遠足(音羽画廊プランプラン編)

遠足最終日はまず荷造りから。いただいたおみやげを、スーツや余ったハンドアウトと一緒に宅急便で自宅送り。待合せの時間まで近所をうろうろ。37番街というネーミングと現実のギャップが激しい通りには露店が並ぶ。大根やじゃがいも等の野菜に混じって妙なものを発見。商品札を見て「あれ? いかなごの間違いやん」と思ったのは、間違いではなく「いなご」やった。ぞぞっ。佃煮のパックはいかなごの釘煮にそっくり。

ランチはロックバーのマスターがタイ料理のお店に連れてってくださる。タイ料理は久しぶりなので、何を食べようか大いに悩む。豚の挽肉の炒め物にしたら、あんまりスパイシーじゃなかった。はるさめサラダのほうが辛い。

お店の片づけに行くマスターとお別れして、ウブドの画家シーラさんの個展へ。品川で荷物を預けてから護国寺へ向かうつもりだったけど、ロッカーが全然空いてなくて、荷物を出しに戻る人を待ちかまえる人がうようよ。さらに問題は、わたしのキャリーバッグのハンドルが縮まなくなったこと。数少ない最大サイズのロッカーじゃないと入らない。結局、ショルダーバッグのほうを普通サイズロッカーに預け、キャリーバッグをがらがら引っ張って歩いた。

護国寺駅から講談社、光文社などの並ぶ音羽通りを歩いて画廊へ。バリの衣装(←すてきなんよねー!)に身を包んだシーラさんが笑顔で迎えてくださる。先客のみなさんが次々と絵本を買ってシーラさんにサインをしてもらっているので、お話する時間もなさそう。時間も気になるし帰ろうとしたら、お茶をどうぞと引き止められ、ほかのみなさんと一緒にちょっとおしゃべり。着物姿の女性がお茶をたててくださった。茶器はココナッツの殻で作ったお椀にフクロウのワンポイント。茶さじもシーラさんが竹を削って作ったもの。曲げるのが難しかったと言ってはった。

8月にお会いしたんです~と言うと「カオ、オボエテル!」とシーラさん。京都では鞍馬に行って、たくさん写真を撮ったそう。写真からイメージをふくらませて絵を描くため。次はクラマのフクロウかこうかな、と言ってはった。個展ではフクロウの小物も売っていた。フクロウとミモザをデザインしたガムランボールがほしかったけど日本価格は高いからパスしてしまった。シーラさんによると、ガムランボールの製作者を探すのは大変で、デザインが変わってしまうこと(まゆげのあるフクロウとか!)もあったそうだ。

絵本の読み聞かせをしているという女性が、子どもは絵本の隅から隅まで楽しむので、裏表紙のまるっこいフクロウの絵もとっても喜ぶと思うと話されてた。シーラさんとミモザの出会いの話を伺ったり、わたしがウブドでご本人に向かって「シーラさんおられないんですね~」と言った話で笑われたり(コチラ参照)、短いけど楽しいひとときで、ガラガラ引っ張ってまで行ってよかった。
今回は、シーラさんの絵本「Pelan-Pelan プランプラン」の原画展だったけど、さらに子ども向けに編集した絵本がまもなく出るとのこと。最新情報はコチラで。
秋の遠足も終り、これから必死でシュウロンを仕上げなければいけないけど、心のすみっこは「プランプラン」でいたいなと思う。

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2010/09/23

プランプラン♪絵本原画展

欝々と暮らす日々。キョトンとした表情のフクロウ絵はがきが届いて、ふっと口元がほころぶ。ウブド在住の画家、ワヤン・シーラさんの原画展の案内だ。
先月のウブド滞在中、クリーニング店に洗濯物を出すついでに近くを散歩して、Owl Houseというところに行った。どういうところか何にも知らなかったけど、他に行くところもないし、フクロウが好きな某氏にいいおみやげがあるかも…と思いついて。

そこがシーラさんの自宅兼アトリエだった。田んぼの脇の道をえ?まだ?と歩き続け、やっと着いたと思ったら、犬に激しく吠えられて引き返そうかと思ったよ。男の人が出てきて犬を抑えてくれたので、やっと中へ入れた。小さなアトリエには、日本語の説明も用意されている。シーラさんからのメッセージには「ただいま、わたしは日本に行っており、お会いできず申し訳ありません。代わりにスタッフが絵の説明をします」みたいなことが書いてあった。え~っ、入れ違いや~ん、ざんね~ん。

背後に立つ男性から「こんにちは」と声をかけられたので、「シーラさんはおられないんですね~」と言うと、「いえ、わたしがシーラです!」って。えっ?
Ubud_197

シーラさんの絵も基本的には、以前わたしがパヤンガンで習った伝統的な技法で描かれているらしい。エンピツで下書きをして、細い竹ペンで線を入れ、筆で影をつけ、そして色づけをするという工程。葉っぱ1枚1枚が丁寧に描かれていて、その作業を想像するだけで気が遠くなる。バリ絵画の技法で描かれたフクロウは色合いもやさしく、見ていると、なんだかほーっと肩の力がぬけるような気がする。(バリ絵画以外の版画なども作製されているそう。)

ウブドで見せてもらったのだけど、素敵な絵本「Pelan-Pelan」が完成し、その原画展のために10月に来日すると言ってはった。詳細はOwl Houseのサイトで。 京都で見たいけど時間的余裕がないなぁ。。と思ったら、ちょうど東京のほうに行けそう!

「Pelan-Pelan」はインドネシア語で「ゆっくりと」なんだって。スワヒリ語の「PolePole」(ゆっくりゆっくり)と音が似てる! PとLの組合せって脱力系なのかも。

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2010/06/14

ありがとう!デンゼル&ヴァイオラ

今日(NYは13日)はトニー賞の授賞式。結果は帰宅してすぐtwitterでチェック。TV生中継を録画しておいたので、超早送りで(見たいところだけ)見終わったところ。演劇リバイバル作品賞を獲得したFencesに出演中のDenzel WashingtonとViola Davisが、揃って演劇部門の主演男優賞、主演女優賞を受賞した。おめでと~!
Fencesの作者August Wilsonは、この作品で初めてのピューリッツァー賞を受賞している(The Piano Lessonが2つめ*)。今回、デンゼル・ワシントンのような人気スターがブロードウェイで演じることで、あらたに注目を集めているみたい。DenzelとWilsonの両方のファンとしてはとてもうれしい。twitterでも、舞台を観て感動した多くの人が、August Wilsonの他の作品も観たい/読みたいと感想をつぶやいている。(というわけで、ありがとう!というタイトル↑になった。)

受賞後、デンゼルは、「作品を書く人がいなければ、舞台で演じられることもない」と、今は亡きAugust Wilsonへの感謝の言葉を述べたそう。ヴァイオラは受賞スピーチで作品の最後の場面に言及し、週に8回もすばらしい経験をしている!と演じる喜びを語っていた。音楽はBranford Marsalisが担当して、Best Original Score (Music)にノミネートされていたけど、残念ながら賞は逃した。
びっくりしたのは、Catherine Zeta-Jonesがミュージカル部門で主演女優賞を受賞してたこと。舞台、しかもミュージカルやってたとは。今日はメイクきつめであんまり素敵だとは思わなかったな。

トニー賞サイトにゆけば各作品のクリップを楽しめる。Fencesはこちら。作品を読んでいるから、どの場面なのかわかるけれど、台詞がさっぱりわからなくて哀しい。生で観たい~!とか騒いでるけど、これじゃ観に行っても豚に真珠やね。

*The Piano Lessonというと、マイケル・ナイマンが音楽を担当した映画「ピアノ・レッスン」と誤解されがちだけど、まったく別の作品です。

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2010/05/30

港を見ていた午後

週末はこんなところへ。海を見ているというより、港を見るというかんじ。
Nec_0042 

某学会2日目が終わった後、東京から来られていた「修道女」仲間yさんのリクエストで夜景の見えるレストランへ。「おふたりさま」で修道女トークを楽しんだ。
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窓の外の景色がこんなになるまで。
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2日目に聞いたシンポジウムにはポピュラー音楽研究の泰斗、三井先生が登壇されていた。昨年、別の会でも文学畑3人+音楽畑1人という構成のシンポがあったが、音楽系の発表を全体テーマの中でどう位置づけるかというのはなかなか難しそう。個人的には音楽に関する話は大歓迎なんだけど。

日本でもおなじみのフォスターの♪おお!スザンナ(Oh! Susanna)は、ミンストレル・ショーによって一気に普及したとのこと。♪故郷の人々(Old Folks at Home)の歌詞に出てくるスワニー河は、フォスターが地図上で選んだもので、ピッツバーグ生まれのフォスターは南部の景色など見たことがなかったらしい。しかも、メロディーに合う2音節の名前を探していたので、正しいスペリングSuwanneeから、最初のuを省いたそうである。
びっくりしたのは、日本でミンストレル・ショーが披露されていたこと。「黒船来航絵巻」に描かれている。これを観たサムライたちは、ちょんまげを揺らしてリズムにノッたのだろうか。
Misntrel

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2010/05/22

傷ついた心

というポップ・インドネシア(原題:Hati Yang Luka)の歌詞にはびっくりした。1988年の大ヒット曲。夫の不倫に傷ついた妻の心を歌っている。配布された論文に英訳が載っているので、一部抜粋:
See the red mark on my cheek
the imprint of your hand
You often do this when you are angry
to cover up your guilt

要するにDVってことではないか。で、妻がどうするかというと、♪両親のもとに帰らせて~と願うだけ。この部分は、女性が自立してないとか自分の人生に向き合ってないなどと批判されたらしい。ビデオクリップ放映の効果もあり、リリースから3ヶ月の間にこの曲はいたるところで流れるようになり、2匹目のどじょうを狙うバージョンや他のジャンルでのカバー曲などが次々と生み出される。
そんな中、元歌の作者が同じメロディーで歌詞をころりと変えた「アンサーソング」が出る。しかも2曲、RegretとNo More Sorrow。タイトルから予想されるとおり、残された夫が、悪かった、さみしい、もう一度やり直したいなどと歌う。きわめつけは、「ママはどこに行ったの、ママに会いたい」という子どもの語りを挿入したり、「Come on, Mama...」と歌わせているところ。自分でアンサーソングを作るなんて、ひとりツッコミみたい。うるさい外野への皮肉だったのかも。

業界の盛り上がりに水をさしたのが当時の情報大臣。唯一の国営TV局の26周年式典で、この曲を名指ししたわけではないが、weepy(インドネシア語でcengeng)な音楽を流すのはけしからん、国民の意気をそぐ、と発言したのだ。これを受けて、♪傷ついた心は放送禁止になり、さらにメディアが大騒ぎしたのは言うまでもない。

メロディーはというと、傷つき悲しむ心を歌っているとは思えないほど穏やかで、歌詞とは激しいギャップがある。論文の著者は、人々が突然悲しい歌を口ずさんだかと思うと、満面に笑みをうかべ、仕事に出かけてゆくことの不思議さについてだれも言及してないと書いている。これはもう、「どうにもとまらない歌謡曲」のアジア版として舌津先生にお聞きするしかないのでは。。

YouTubeを探すとあるあるある~!いきなり平手打ちの場面から。 http://www.youtube.com/watch?v=7ugGbAidib4

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2010/03/23

地球を救う24時間ノーTV

バリの話は別ブログにUPするつもりなのだけど(たぶん、そのうち…)とりあえず、ニュピのことだけは先にこちらにも書いておこうかな。
今年のニュピは3月16日。前夜は恐ろしい形相のオゴオゴが通りを練り歩く。日本在住20年のMs.Lが引率した生徒たちに、節分に似た行事だと説明していた。見た目はねぶた祭りに近いと思う。ぞろぞろとパレードするところも。
オゴオゴ製作は1ヶ月ほど前から始まり、パレード当日の朝も仕上げに行ってきたとハイスクールの生徒が話してくれた。
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前にも書いたけど、ニュピ当日は外出禁止、会話禁止、食事禁止、火と電気の使用禁止。当然、お店やレストランは休業。空港も使えないという徹底ぶりには感心する。もちろんTV番組もおやすみ。これまではバリ島限定だったけど、今年はインドネシア全体でTV放映がなかったと聞いた。地球のためには24時間テレビじゃなくて、24時間「NO」テレビにすべきなんよね! 1日限りのニュピだけれど、二酸化炭素排出量削減の効果は絶大とのこと。この動きが世界中に広がれば、「こわれもの」の地球の危機を救えるかも。

わたしたちも、もちろん滞在先の家にこもって静かにしていた。電話もかけてはいけないから、だれとも連絡をとらなかった。外はどんな状態だったんだろう。Dewaさんによると、ニュピは「宇宙のための日」、「人間以外のすべてのcreatureのための日」で、ニワトリや犬に自由に過ごしていいよーという日なのだ。
星も人工の光に遮られることなく輝きを届けてくれる。夜はプールサイドのデッキチェアに寝転び、文字通り「満天」の星を眺めた。とても低い位置で星がまたたくのが見える。木々の間に星が見えるって、すごい。。。それに、空ってまるい! ニュピは、いろんなことに気づかせてくれる。たいせつなことを思い出させてくれる。

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2009/08/31

ババジャ~!

ってなんだかわかりますか?
土曜日、フラメンコ発表会を見に行ったときに聞こえてきたハレオ(掛け声)。
勤務先にもフラメンコを習ってる同僚がいて、彼女の先生もエキサイトしてきたら突然「ばばじゃーっ!」って叫ぶって聞いたことがある。

フラメンコを観るのは久しぶり。一時期ハマりかけたことがあって、何度かプロの舞台を観たときに思ったのは、唄、ギター、踊りを一度に楽しめて、なんてお得なんだろってこと。今回の発表会も楽しませてもらった。唄、ギター、カホン、パルマ(手拍子)、サパテアド(足で刻むリズム)が一体となって激しく盛り上がったかと思うと、ビシッとブレイクして決めのポーズ!
というのがめっちゃかっこいい。ここで声をかけなくちゃ。
いよっ、中村屋っ!(ちゃうちゃう!)

「ババジャー」の真相を調べたら、どうも正しくは¡Vamos alla!で「バマジャ」と発音するみたい。さあ、行くぞ!ってかんじ。vamosは原形 ir (行く)の一人称複数(激しすぎる活用でしょ!)、allaはあちら。数年前に履修したスペイン語の記憶がかすかに残っている。

ステージと観客の間にはエネルギー保存の法則があるような気がする。ステージからいっぱいエネルギーや刺激をもらったけど、きっとその分、ステージ上の人たちはパワーを出し切って疲労困憊してるんだろう。おつかれさま。
何かひとつのことをずっと続けてきて、こんなふうに自分を表現できるってホントにうらやましい。いつものことだけど、わたしにはなんにもない。。。と情けなくなる。いや、今からでも何か始めて続けることができたらいいんだけどなぁ。

来週はスペイン料理を食べにゆく予定。その翌週はミシェル・カミロ&トマティートで ババジャー!

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2009/02/03

弦が1本あったとさ

弦が1本しかない楽器があることは知ってたけど、その名前がDiddley Bowsだってこと、そして、昨年亡くなったボ・ディドリーの名前の由来だってこと、つい最近まで知らなかった。
元祖1本弦と呼ぶべき手づくり「楽器」で、Scott Ainslieが♪Rollin' and Tumblin'を弾いている動画を見た。始まるまでちょっと待つので、他のサイトをのぞいたり油断してると、いきなりScottの唄が始まる。なのでリンク↓をクリックする方はご注意を。
♪2006年1月12日<Brattleboro Museum and Arts Center>♪

最初はよく響くナショナルギターで。続いて、元祖Diddley Bowsというか、弦を1本張っただけの長い木切れを持ち出し、スライドプレイを披露。最初はこういうシンプルな「道具」から音楽が生まれたんやね。音はなんか三味線に似ているかんじ。
次に取り出したるはシガーボックス。ほら、からっぽだよ・・・って手品やってるんちゃうでー。
座った姿勢のScottは、そのシガーボックスを脚にはさむ。木切れの一端をあてると、あら不思議。弦をつまびいて出る音が突如、大きくなる。
これで弦の振動を増幅してるんだよ・・・
会場には、へぇ~っ!という振動が広がる。(シガーボックスには、ちゃんと穴を開けてあった。)こういうのを理科の授業なんかで見せたら楽しめるのにね。

そして、木切れ+シガーボックスで♪Rollin' and Tumblin'を演奏する。他にもバンジョーやフィドルの演奏も披露している。
洗濯板もそうだけど、昔は身の回りにあるモノを使って演奏してたんだなぁ。ラングストン・ヒューズの「ジャズの本」にもそんな話があったっけ。
ジャズの本 (晶文社クラシックス)

Scottが自分のサイトでも紹介している次の写真もおもしろい。壁に張られたワイヤを右手で弾いてるんだけど、左手にはボトルネックを握っているというもの。これがスライドのルーツ?ほんまに?
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(出典:Afro-American Folk Music from Tate and Panola Counties, Mississippi

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2008/09/10

ナイショにしたい

大学が休みになると、恒例の「たこ焼き友の会(仮称)」の集いがある。というか、たこ焼き食べに行こうよ~とわたしが騒ぎ出すのだけど。今月もそろそろ…とレギュラーメンバーの日程調整を終えて、いつものお店にメール&電話をしたら、なんと先約ありとのこと。こじんまりしたお店で、カウンターのほかにテーブル席は1つしかないから早いモン勝ち。過去にも数回、断られたことがある。ああ、残念。

マスターからのメールによれば、つい最近、某情報誌の関西たこ焼き屋ランキングで1位になったおかげで、なんか忙しくしているとのこと。知る人ぞ知るたこ焼き屋として、そっとしておいてほしかったのになぁ。マスターは、こういうのは一過性のもんで、一月もすれば元どおりの静けさが戻ってくると思うから、○○○をお忘れなく!って書いてはった。そうだといいなぁ。こういうお気に入りのお店はホント、ナイショにしておきたい。

先週だったか、NHK教育の「おしゃれ工房」で、トルコのオヤ(参考サイト)をアレンジしたレース編みが紹介されていた。えーっ、とうとうオヤがテレビに進出?とびっくり。数年前、わたしが初めてオヤにハマったときは、ネットで探してもホントに情報は限られていて、日本語のサイトはほとんど無いに等しかった。それが今では、各地でオヤを編む講座が開かれ、本が出版され、ついにテレビでも全国的に紹介されている。
自分が大好きなものを多くの人に知ってほしいと思う反面、ヒミツにしてとっておきたい気もする。なんだろ、この気持ち。たこ焼き屋のマスターが言うように「一過性」のもので終わらせるだけなら騒がないでほしいってことかな。
Oya085

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2008/09/07

迷路 in 京都

昨日は秋の遠足。というには、まだまだ暑さが厳しい京都へ。ま、暑いほうが「夏休み中」って気分になれるというもの。
お目当ては東山にある細見美術館で開催されている「インドネシア更紗のすべて」展。案内してくれた大学の友人に「迷路」みたいだと言われてたので、どんなところだろうと楽しみにしてたけど、期待を裏切らないおもしろさだった。
えっ、ココから出るの?
えっ、ココを降りるの?
わっ、開いた!(←自動ドア)
ってかんじで「」が示すとおり進んでると、いったい自分がどういう位置にいるんだかわからなくなる。空間認識能力のないわたしだけかもしれないけど(^^;)。その構造がわかる写真が見つからなくて残念。こちらで少しだけでも雰囲気を。

サイトの案内には200点展示と書いてあったので、けっこうな展示数だと思ってたけど、実際に見ると、もう終り?というのが正直な感想。「迷路」が終わるのが悲しかったせいもあるけど。以前、みんぱくで見た更紗展はどのくらいだったのかなーと調べたら、なんと1700点…やっぱり規模が違った。でも、美術館そのものを体験するだけでも充分楽しいし、また行こうという気にさせる空間だった。

その後、府立図書館を経て近代美術館にゆくと、なんと「本日無料観覧日」の看板!おかげでユージン・スミス展をタダで見ることができた。ピッツバーグの光る線路の写真が印象的。なんでピッツバーグなのか気になる。

9月13日からの「アーツ&クラフツ展 ウィリアム・モリスから民芸まで」のプレチラシにはモリスの「いちご泥棒」のデザインが印刷されていた。Momのお気に入りだったスカーフの柄。ずっと、たんすの奥深くしまってある。そろそろ、引っ張り出そうかな。
そのチラシに書いてあったモリスの一言が胸にグサリ。

役に立たないもの、
美しいと思わないものを、
家に置いてはならない。

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