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2016/01/29

ピッしてや

師走という言葉があるけれど、大学の場合、12月よりも1月のほうがみんな駆けずり回ってる気がする。師駆とでも呼びたいくらい。特に非常勤で複数校を掛持ちしていると、締切や手順、ルールがそれぞれ違うので厄介である。通常営業に加えて、期末試験問題作成、次年度の教科書選定、シラバス作成などを同時進行でこなしつつ、「せんせ、ボクあと何回休める~?」という質問に対応すべく出席状況の集計もしなければならない。

はぁ?そんなもん自分で管理せんかい!という声が聞こえてきそうだけど、まあまあ。。それが管理できれば苦労はない。最近では、そういう学生のために教室の入り口で学生証をかざすと出欠を管理してくれるおせっかいシステムが「配備」されている大学が多い。そして大学のサイトで自分の記録を見れば一目瞭然。だから、それでちゃんとチェックしてねーと言えば済む・・ってわけでもないのよね、これが。

「せんせー、今日学生証忘れたからピッでけへん~」と言いにくる学生がかなりいる。そのシステムからダウンロードした記録を見て驚いたことに、一度も「ピッ」してない学生もいた。これでは最新兵器配備も意味なし。ただ、これで管理された記録は保護者のもとに送付されるので、授業をさぼってお茶をシバいて(死語!)たりするとバレバレである。想像するだけで息苦しい。こんな管理下におかれている学生がかわいそうに思えてくる。

「ピッする」という表現は同僚の先生方の間でも頻繁に使われている。きっと、ややこしい名称があるのだろうけど(そして当然、導入されているシステムによって違うだろうけど)、それよりよっぽどわかりやすく、どこでも通じるこの表現。「ピする」でも「ピーする」でもなく、「ピッする」が定着している(「ピッてする」もあり)。よく大阪人は擬音語を使うと言われてネタにもなっているけれど「ピッ」には地域差があるのだろうか。擬音語からスル動詞を作る傾向に地域差があるとおもしろいな。でも「チンする」みたいに堂々全国区になってる言葉もあるし、どうなんだろ。

さてさて、ピッしてない学生のために、出欠記録データとわたしの現場メモを照合しなくては。

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コメント

昔々の話。履修届もない。試験を受けて合格点取れば単位取れる。もちろん出欠確認もない。K大Jがそうだったとか。五つの赤い風船の歌を教えてくれた兄さんが言っていた。とにもかくにも人間が劣化しているなあと感じる今日この頃です。

投稿: あーだこーだ | 2016/02/03 17:38

♪あーだこーだ さん
えっ!コメントしたハズなのに消えてる~!すみません、わたしのミスかもしれません。

語学クラスは昔から出欠にうるさいほうだと思いますが、同僚の先生の話では、今は大講義でも「ピッ」で出欠記録を取っているそうです。ちょっとサボることすらできず、なんだか息苦しいんじゃないかと学生がかわいそうにも思えます。
逆に、座ってさえいれば単位がもらえると勘違いする学生も多くて困ります。

投稿: miredo | 2016/02/08 03:45

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