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2015/02/21

天岩戸に隠れたい

うーん、日本語が浮かんでこない。
翻訳(英日)の通信講座で毎回、日本語に苦労している。こんなに日本語を書くのが難しいと思ったことはこれまでなかった。添削された原稿を確認しながら、元の自分のワードファイルを訂正すると、いかに自分の日本語が稚拙であるかよくわかる。訳例を読むと、なるほど~と感心する表現がたくさんある。

英単語を覚えるときに、passive vocabulary とactive vocabulary の区別があると言われるように、日本語ももちろん同じで、母語だからといって、だれでも豊かな日本語の表現を駆使してすいすい文章が書けるわけではないのだ。たとえば、「有数の~」という言葉の意味はわかるけれど、これまで自分の文章の中で使ったことはない。
読んで理解できるけれど、自分の書き言葉として自然に出てこない。日本語でも、そんな言葉(passive vocabulary)のほうが圧倒的に多くて、使える語彙(active vocabulary)がとても限られているのを思い知らされる。毎回、表現や言い回しに問題あり…というコメントをもらうけれど、具体的にどうすればよいのか。。やはり日本語も「写経」が必要なのかもしれない。

表現以前の問題、つまり英文を誤読する恥ずかしい例も多々ある。勝手な思い込みにずっと気づかなかったのが "rock slide"である。一目見て、わたしの頭に浮かんだのは「天岩戸」だった。岩で洞窟が塞がれていたため、長い間、人目につかなかったという内容の文章である。この時点で、平たい一枚岩が洞窟の入り口を塞ぐ図がイメージとしてできあがっていた。
でも、これは landslideの岩バージョンなので、岩の崩落、崩壊などと訳すべきもの。回答例を見て初めて、自分の愚かなミスに気づいて、穴に入りたいというか、天岩戸の陰に隠れたくなった。

さらに、天岩戸を検索してみると、岩戸は洞窟を意味しており、わたしがイメージしていた「戸」は的外れだとわかり、ダブルで恥ずかしい思いに打ちひしがれた。(^^;)
思い込みを防ぐためのこれといった方法は今のところ思いつかない。自分を疑いながら丁寧に読むしかなさそうだ。

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コメント

確かに、岩戸というとCaveが訳語ですね。
しかし、Rock slideという言葉で、「岩戸」を連想するのは、結構、発想が豊かな気がします。

僕はこちらに長く住んでいて、ニュースで、Land slideとかMudslideなどの言葉を聞いていましたので、Rock slideも、今まで聞いたことは無かったですが、地崩れの一種かなと思いました。しかし、初めて聞くと”?”的な言葉でしょうね。

僕は日本に帰った時に、やたらに”コンセンサス”という言葉が使われていて驚いたことが有ります。こちらでは、Agreementという比較的易しい語彙を使うんだろうなあ、と思いますが。

オギテツ

投稿: おぎてつ | 2015/02/22 00:53

♪おぎてつ さん
landslide は日本にいてもニュースで馴染みがあるのですが(選挙関連でもよく使われてますし)、それ以上に、子どもの頃から抱いていた天岩戸のイメージが強かったみたいです。逆に、英語でも同じような成り立ち(岩+戸)の言葉があるんだ~とか思ってました。お恥ずかしい。
たしかに、コンセンサスはビジネス必須用語ですね。根回しが必要なときに使う言葉という気がします。きっと日本独自の用法でしょうね。

投稿: miredo | 2015/02/22 18:41

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