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2014/03/22

かたちのない形見

昨年末、無性にあみもの、それも編みこみがしたくなった。時間に余裕ができるまで、と春休みまで待って、今月初めにようやく毛糸を買ってきた。TVで見たフェアアイルのハンドウォーマーを色違いで編む。糸はかなり細め。
わたしはたいてい太い毛糸でざくざく編むので、細い針は母が使っていた古いものしか持ってない。小物を編むにはちょっと長くて扱いにくい。
こんなかんじ。
Img_7425_r

わたしのあみもの初体験は小学生のとき、母のアシスタントとして編んだソックス。家族でスキーに行くことになり、母は4人全員のソックスを毛糸で編んだ。こたつに足を突っ込み、母が準備してくれた筒状の編地を渡され、見よう見まねで棒針を動かした。かかとの面倒なところやつま先の減らし目は全部母が仕上げてくれた。色違いのあったかソックスは、どれもずいぶん長い間活躍した。

そんなふうに母から教えてもらったあみもの。そのときの場面を思いながら針を動かす。刺繍も洋裁も、なんとなくマネして覚えた。母もわたしも特別うまいわけじゃないけれど、生活の中で、節約しながら、手づくりを楽しむというのは素敵な生き方だな、と今になって思う。ウェディング・ドレスを母と一緒に縫ったのは、いちばんの思い出。そして、いちばんの節約。(^^;)

わたしは輪針が好きなのだけど、最近は針先を交換するタイプのものが人気。長い棒針はあまりにも編みづらいので、その新しい輪針を買った。ええもんがあるんやねー、と母の声が聞こえてきそう。
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最初はブルーモスクをイメージして、ブルー系にしようと思ったのだけど、やっぱりグリーンを選んだ。こうして見ると、ランチョンマットまで、まるでコーディネートしたかのような色で笑ってしまう。グリーンは母もわたしも好きな色。
さて、暖かくなる前に仕上がるでしょうか。

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Diary」カテゴリの記事

コメント

もうずいぶん前なんですが、日本で手編みの帽子を買ったんです。帽子といっても、法王が頭に被っているスカルキャップみたいな大きさで、耳の辺りまでしかこないやつ。
しかし、何処かへ落としてなくしてしまい、僕はショック。

もし、暇があれば、細めの毛糸で作っていただけませんか?
もしものお願いですが。

おぎ

投稿: おぎてつ | 2014/03/23 21:53

すごい!!細かい模様なのにスバラシイです。

お母様との思い出話もほっこりしますね。
私も編み物に関しては母との思い出がたくさんありますが、たいてい目を作ってもらった後、私が編みかけては学校に行ってる間に最後まで母がやってしまうというオチでした。

出来上がったら是非写真を見せてくださいねー。

投稿: り~やん | 2014/03/24 08:44

何度も読み返してしまいました。
自分もこんな風に何かを息子に残せるといいなあと思います。

タイトルが秀逸ね。
タイトル思い浮かべながら読むと泣きそうになるね。

すみません、今、タイランドにいるので変な日本語になりがちです。(^_^;)

投稿: さくま | 2014/03/24 10:02

♪おぎてつ さん
了解!ヒマのあるときにってことで。
法王が被っておられるのって、すごく浅いと思うんですけど、耳は隠れるほうがいいんですよね?
てっぺんは、どんなデザインにするのかなー。ぼちぼち編み図探してみます。ま、期待せずにお待ちください。

投稿: miredo | 2014/03/24 19:26

♪り~やん さん
突然、編み込みしようと思ったものの、糸が細いし不安でした。でも、小物は早く編めて楽しいです!セーターだと気が遠くなってしまう。。
り~やんさんもお母様と一緒に編んではったんですね。振り返ってみると、いい思い出を残してもらったなって思いますね。

投稿: miredo | 2014/03/24 19:27

♪さくま さん
うれしいコメントをありがとうございます!(あっちでRESしようとしたら消えてたけど、ワープしたのですね。)
親が気づかないうちに、息子さんはたいせつなものをしっかり受け取ってはると思いますよ。heart01
ちょうど実家でいろいろ処分しようとしているので、余計に、モノが消えても残るものってたいせつだなあと思った次第です。
また、しばらくタイですか? 体調気をつけてくださいね。

投稿: miredo | 2014/03/24 19:30

ユダヤ人は、キッパとかヤマカとか呼んでる帽子です。
法王のやつはズケットとかいうのですが、耳に届くか届かない程度で終わってます。軽くてフワッとした感じのが良いですね。
「注文が多い料理店」みたいですみません。
僕はこの手の帽子は売れると思います。
本格的な冬になる前にはとても重宝する帽子なんです。
おぎ

投稿: おぎてつ | 2014/03/27 10:10

♪おぎてつ さん
キッパって、ちょこっと頭のてっぺんに乗っかってるかんじですね。滑り落ちてこないのかな。
関係ないけど、バリのお供えの上に載せる、ビーズのフタ?を思い出しました(あ、ココって画像UPできない~)。
ちょっと試作してみます。冬までにね。

投稿: miredo | 2014/03/30 15:54

「かたちのない形見」ってうまい言葉遊びだ。・・・とこの記事を初めて読んだ時に思って遅れ馳せながらコメントを書かせていただいています。
「かたちのある形見」を手で触りながら「かたちのない形見」を頭で感じてくれるようなものを残せればいいなあと思って、残りの人生をクリエイティブに活きたいと思っている今日この頃です。

投稿: あーだこーだ | 2014/04/24 00:35

♪あーだこーだ さん
どうもありがとうございます!
ずっと「かたちあるもの」を残せない自分が情けないと思っていましたが、「かたちのないもの」だっていいんだ…と思うに至り、ちょっと救われた気がします。残す相手がいないのでは?という問題もありますが、まあ、血のつながりはなくてもいいっかーとお気楽モードでゆきたいと思います。

投稿: miredo | 2014/04/26 19:08

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