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2010年12月

2010/12/30

ダブル粉もん

世間は大掃除やおせちの準備で大わらわなんでしょね。うちはどちらもやってません。coldsweats01
スーパーやデパ地下で買い物してる人のカゴはてんこ盛り。忙しくて大変大変!と言いながら、けっこう盛り上がってるみたいでうらやましい。
昨日、スーパーで聞こえてきた会話。
「今夜はもう、焼きそばとお好焼きにしよと思てんねん」「そらええわー」
大阪ならではの粉もんコンビネーション! 年末年始のご馳走三昧に向け、B級グルメで助走というところでしょうか。両親が生きてた頃は、大晦日といえばみんなで「てっちり」やったなあ。。。

明日は全国的に大荒れのお天気だとか。また、雪の中、相方の実家に行くことになるんかなあ。大阪でも雪だるまマークが出てるので覚悟しなきゃ。今もTVを消したら、風の音がびゅーびゅー聞こえてきた。ベランダを見ると雪が吹き込んでいる。その上、稲光まで! 冬の稲妻ってほんとにあるんやー。
アメリカやイギリスでも大雪で大変なことになってたけど、年末年始の移動時期に大寒波がやってきたら、日本も同じようなことになりそう。雪の多い地方のみなさんはどうぞお気をつけて!
ではでは、みなさま、どうぞよいお年をお迎えください。

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2010/12/29

なのにあなたは京都にくるの

今朝方の夢。友人と久しぶりに会い、一緒に手相を見てもらいにゆく。居酒屋が並ぶ一角にある占いの館。人気の占い師はどういうわけか五木寛之。整理券をもらうのに出遅れてしまい、2時間半待ちと言われたので出直してくることにした。それだけ。夢の中で占いの結果がわかればおもしろかったのにな。

今日は買い物と年賀状で日が暮れた。シュウロン締切の前にお正月があるというのは非常に厳しい状況である。パニック寸前。

夜、ロックなおともだちからのメッセージを読んでびっくり。京都のRAGに元基さんが(今日)来るって! 山本恭司も。安達久美のライヴのゲストらしい。東京で25,26日にVOW WOW(再結成)ライヴというビッグイベントがあるので、てっきりそれが歌い納めだろうと思っていた。残念だったけど、事前に知っていたら、京都に来ているのに…って落ち着かなかっただろう。知らないほうがいいこともたくさんある。

ときどきTVで「日本のロック史」みたいな番組があるけど、VOW WOWが出てこないのはどうしてなんだろう。イギリスに行ってしまったから? 元基さんのヴォーカルを超える人はそういないと思うんだけど。

相方がずっと咳をしている。パブロン2箱のみきったのに効果なし。さっさと病院行ってお薬もらったほうが早いのに。お願いだからうつさないで~と祈るような思い。今寝込んだらシュウロンは仕上がらなくて、また留年やん。

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2010/12/26

朝起きたら あいつは出て行っちまった

クリスマスの土曜日、相方はいつもどおり朝暗いうちに家を出た。休日出勤ではない。会社カレンダーで出勤日なのだ。きっと全国各地で家族からブーイングの嵐が沸き起こったことだろう。祝日があると、その週の土曜日はたいてい出勤だし、春も秋も一番いい季節に会社行事が入っている。環境にやさしい…をめざす前に、家族にやさしい企業をめざしてほしい。
でも、シュウロンを抱えたわたしは密かにありがたいと思っている。暖かい部屋を占領できるし、余計な気を遣わなくていい。夜は忘年会が入っているから夕食もひとりでテキトーに済ませればいい。

相方のほうは後ろめたさを感じたのだろうか。。。「あれぇ、サンタさん来たのかなあ」と寝室のドアに掛けてた靴下のほうを指差して出て行った。見ると、なにやら紙袋がぶら下がっている。前の夜、リボンが結べない…とゴソゴソしてたので既にバレバレのプレゼントはiPod nanoの第6世代だ。

ヤマダ電機に行くたびに、「コレかわいいね~っ!」、「iPod持ってるとか関係なく、ほしくなるよね~!」、「アクセサリー感覚だよね~!」と言ってたので、サブリミナル効果があったようだ。まあ、プレゼントというより自分でも触ってみたいのだろう。
アップル製品はいつもパッケージに感心する。このnanoのケースもかわいかった。ちょうど指輪のケースみたいなサイズなので、どうせならパカッとフタが開くようにすれば、ドラマチックな演出ができてよかったのに。

これで我が家のnanoファミリーがまた増えた。せっかくなので家族写真を。左から世代順に1G、3G、5G、6G、そして親戚?のtouchおじさん。6Gはスポーツジムでエクササイズのお伴に活躍予定。
201012_003ed

このまま臨戦態勢に突入したら、しばらくサンパツに行けないと思い、午後は雪のちらつく中、美容院へ。周りは、クリスマスはどうした、年末年始はどこへ行く、ってそんな話題ばかり。わたしは話しかけないでオーラを放ちながら、書きあぐねているイントロを考える。ここ数日、シュウロン前線進展せず。今日は膠着状態を打破しなければ。

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2010/12/24

TNPを知らないのかっ! ジョー・ターナーは?

「TNPを知らないのかっ!」とTVから鋭い声が飛んできた。「え、えっと、テテテ、テクノロジ…」とかなんとか考える間もなく「低燃費」とコタエが出てコケる。車のCMだった。さっそく相方に「TNPって何かわかる?」と聞くと、「トリニトロ…? どういう業界用語?」と物騒である。「てーねんぴっ!」と威勢良く正解を言うと、飲みかけていたビールを吹きこぼした。

ジョー・ターナー・ブルースという曲がある。一度サクっと調べたことがある。実在したJoe Turner(正しくはTurney)はテネシー州の知事Pete Turneyの兄弟。黒人たちをクラップス(さいころ賭博の一種)におびき出しては逮捕し、労働力としてプランテーションに送り込んだという。奴隷解放後の南部では奴隷の労働力の穴埋めが必要だったのだ。自称「ブルーズの父」W.C.Handyは、残された女性たちの嘆きをもとに Joe Turner Bluesを書いた。ってことになっている。

今回、歌詞を調べているうちに、Joe Turnerには「いいもん」と「わるもん」の二人が存在すると判った。それどころか、Big Bill Broonzyは、「Joeがニグロで、Turnerは白人」なんて言う。かれの歌うJoe & Turnerは、匿名で貧しい人々を救ういい人なのだ。

Handyはというと、囚人の話はカットして恋愛ものに変えている。Joeは去ってしまった恋人。歌詞をみると、たしかにベイビー!なんて呼びかけている。

昔のブルーズはタイトル違いで同じような曲があったり、同じ曲で歌詞が少しずつ違っていたりする。このJoe Turner bluesも、ケンタッキーとジョージアではまた別のタイトルで存在するらしい。
でも、「わるもんのジョー・ターナー」はかなり知られている(たぶん)ので、このbluesの内容との相違はびっくり。と同時に興味深い。Handyは明らかにbluesを「作って」いる。安易に「昔から歌い継がれて…」なんて言うたらあかんね。気をつけなくては。

Father Of The Blues: An Autobiography (Da Capo Paperback)

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2010/12/22

うーみぃー

その年の今日も冬至だった。
長くていつまでも明けない夜。
手術を受けた母を待つ白い病室に、
叔母が届けてくれた柚子がぽつんと。

クリスマス・イヴは母の誕生日。
プレゼントがほしいとは思わない。
でも、プレゼントしたい人が、もういないことが
どうしようもなくさみしい。

いっそのこと記憶が消えてしまえばいいのに。
何を見ても悲しい日にはそう思う。

ああ、グスグスいってるばあいではない。
すでにカウントダウンが始まっている。
さっさと寝て、リセットして、明日は「うーみぃー」(←龍馬伝)って
笑顔でがんばるぜよ。

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2010/12/21

修了見込みなし!?/スキタイ?

昨日、大学の自動証明書発行機の前で心臓がバクバクした。「成績証明書」とか「学生割引証」などのボタンはあるのに、わたしがほしい「修了(見込み)証明書」のボタンが画面に表示されないのだ。「卒業証明書(学部)」ボタンはある。ということは・・・。
なんかの間違いだよね。うちの専攻はなにかと全学システムに乗り遅れてるとこがあるからね。。今のわたしの顔をマンガに描いたら、縦線がしゃーっと入るんだろうな、などと思いつつ帰路につく。

自宅に帰り、まずは大学サイトで学籍を確認。ちゃんと2年に「在籍」していてほっとする。手続上、半年休学した後なので、ちょっと不安だったのだ。証明書については、うちの学科でも機械に対応しているようだ。仕方ないので事務室に電話で問合せる。最初は、ボタンを押しても出てこない…という状況だと受け取られたみたいで話が噛み合わない。その肝心のボタンが表示されない、と判ると「少々お待ちください…」とかなり待たされた。
ようやく明るい声で電話口に戻ってこられて言うには、「今日は出なかったんですけど、次に発行してもらうときは出ますので~」って、それだけ。要するにデータを更新し忘れてたんでしょ。担当は別の部署かもしれないけど、ひとこと、ご迷惑orご心配おかけしました~って言えないのかな。心臓バクバクしてんから。

スクールバスで前に座った女性が、通路を隔てて男性と話し出した。バス停でその女性の横に並んで、てっきり日本人だと思っていたのに、聞こえてくる言葉はどこの国のものかわからない。男性は独特の相づちをうっている。二人ともわたしと同年代くらいにみえる。留学生じゃなくて先生かな。
しばらくすると、後方から若い学生が近づいてきて彼女に話しかけた。彼女は「アイムモンゴリアン、ヒーズスキタイ」と答えたように聞こえた。モンゴリアンははっきり聞き取れた。でも、スキタイって? 昔々、歴史で習ったような気がするけど、今もそう呼ぶ人たちがいるんかなあ。聞き間違いだとしたら、なんと言ったのだろう。あ、それともスキタイを研究してるってことかな。モンゴリアンとわかったせいじゃないけど、その女性は朝青龍のおねーさんみたいな顔立ちだった。

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2010/12/19

夢の中でも節約/野生猿に注意

図書館の複写機でシュウロンをコピーしている夢を見た。用紙が詰まるのでトレイを引き出してみると、裏紙(*)が入っている。厚紙に印刷された大学の地図なんかも。
A3の用紙を使っていたのが笑える。コピー料金は用紙サイズにかかわらず同じなので、自分用の資料(A4サイズ)は、いつも2枚分をA3用紙にコピーして、後から半分に切っているのだ。提出用のシュウロンくらいA4でコピーしいや。。と夢の中の自分に言いたい。

コピーしているということは、シュウロンが完成したということであり、なかなか精神的にはよい夢である。でも、現実はそう甘くない。暗くなるのでシュウロンのことはあまり書きたくない。あと、全体として短いのが気になる。うちの専攻はページ数の規定はないのだけど、それなりの長さが求められるみたい。昨年提出した人は80ページ書いたけど、口頭試問のときに「長いけど中味が薄い」と言われたらしい。ひぃぃ。わたしなんか「えらい短いし、中味も薄いな」と言われそう。でも、今から80ページめざすのはきつい。

昨日は大学サイトから「【注意喚起】野生猿(○○キャンパス)」というお知らせメールが届いた。掲示板を見ると、ご近所キャンパスで野生猿が目撃されたので注意されたし、という情報がUPされていた。「大阪のチベット」キャンパスならわかるけど、うちの近くまで降りてくるとは。図書館にゆくつもりだったけど、週末で人影の少ないキャンパスで猿に遭遇したら怖いから…と家にいることにした。どちらかというと、たまに掲示板にUPされる「痴漢出没」のほうが要注意だけど。

(*)片面に複写済みの用紙を「裏紙」と呼んで再利用する習慣があるけど、この言葉はどのくらい社会に浸透しているんだろうといつも思う。

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2010/12/17

ホッとしてゾッとして

今年最後の授業が一昨日で終わった(来週は事情があって休講)。6時間目なので始まる時からもう外は暗い。バス停前の建物から3つの棟を通りぬけてゆくのだけど、廊下も真っ暗で寒々しい。しばらくあの大阪のチベットと呼ばれるキャンパスに行かなくていいと思うとホッとする。でも、シュウロン締切まであと約1ヶ月かと思うとゾッとする。どうしよう~~~。

どうしようどうしよう、とつぶやいていたら、昨年シュウロンを提出したD1の院生(朝3時起きでがんばったという)から「でも、あと1ヶ月で修士も終るね」と言われてハッとした。もう終わってしまうんだ。。。
納得できるものを仕上げたいと思ってたハズなのに、とても納得できそうにない。でも、納得できるものなんて、まだまだまだまだ書けそうにないこともわかった。

卒論のときは1ヶ月前ってどのくらい書き終えてたんだろう。最後はとにかく目次やフォーマットを整えるのにやたら時間がかかったことしか覚えてない。それで、自分のブログを遡ってみたら、なんと12月20日にテルミン・コンサートに行ってるではないか。まあ、学内コンサートではあるけど、書けない~と騒いでた割に、そんなことしてたのねーと呆れた。

今年は幸い誘惑されるコンサートもないし(VOW WOWは東京だし)残された日々を修道女らしく過ごしたい。パッと3時にめざめるのは無理だけど。

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2010/12/14

古書のラインマーカー

この期に及んで、まだ文献を探しては図書館で借りたり、ネットで注文したりしている。古書を探すことも多い。今まで和書の検索は「スーパー源氏」か「日本の古本屋」しか使ったことがなかったけど、「本の通販カタログ」という便利なサイトを見つけた。あちこちサイトの移動をしなくても、ここで次々と検索できる。

「ブックオフオンライン」はびっくりするほど安いけど、欲しい本はいつも在庫がない。だから「入荷お知らせメール」を送ってもらうよう設定できるのはいいアイデアだと思う。「古本市場」でも同じような「入った!め~る」の登録ができるし、ここは登録件数が表示される。自分が欲しい本に登録している人がいるとわかると、うっ、ライバルが…と妙に焦って、他で見つけたら迷わず買わねばと誓うのである。

そんなライバルを差し置いて、やっと手に入れた本がある(シュウロンとは無関係)。図書館で借りて読んだけど、なんとなく手元におきたくなった本。絶版なので古書で探すしかなくて、夏頃には2冊くらい存在を確認していた。そのときはまだ「古本市場」のライバル情報を知らなかったし、急ぐものでもないので、本の状態や値段を他店と比較してみようと見送った。
で、いざ買おうと思ったときには、もう売れてしまっていてがっくり。それ以来、ふと思い出しては検索を続けて、やっとめぐりあった。出会ったサイトは結局アマゾンだった。

コメント欄の「マーカーと折りが付いています」というのも、ライバルに先を越されるよりは…と目をつぶることにした。届いた実物を見たら、予想以上に大量のラインマーカーにぎょぎょっ! しかも、色が青なので、やたら目につく。ラインマーカーって黄色が一般的だと思い込んでたわたしが悪いっちゃあ悪いねんけど、量的にもここまでとは思ってなかった。
数えてみたら100ページ! 1ページに数行なら、まだガマンできるけど、連続5行とか、隙間があっても全部で10行になると線じゃなくて面というかんじだからねぇ。そして線を引いたページ全部に「折り」がついてる。う~ん、返品は無理かなあ。。それにしても、こんなに線を引いて読むって、よほど気合が入ってたんだなあ。できれば、もう少しきれいなのを手に入れて、これは売りに出したい。これからも古書検索を続けよう。

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2010/12/12

ツリーはないけど靴下を飾った

夜更けにメールチェックをしたら、ウブドにあるバティックのお店「ピテカントロプス」からクリスマス・メールが届いた(3月に行ったときの写真がこちら)。
ノースリーブのブラウスに身を包んだスタッフの後ろにクリスマスツリーが見える。この時期、観光客は多いのだろうか。暑いクリスマスってどんなかんじかな。

某SNSをのぞいたらかわいい靴下を飾るのが流行ってた。わたしはゴースト状態だし、そういうお遊びも一度はパスすることにしたのだけど、可愛さに負けてしまった。ベルを鳴らしたときの音も心をなごませてくれる。

今日はリアル靴下も飾ってみた。母と父の病室にも飾った靴下。サンタさん、来るといいなー。もう何年もプレゼントなんて頼んでないけど、今年はぜひお願いしたい。サンタさん、どうかどうか、シュウロンを届けてください!
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2010/12/11

逆さまが命とり

仕事で問合せのメールを送ろうとアドレスを調べたら、enquiriesで始まるアドレスだった。inじゃなくてenなのね、やっぱりイギリス系やねー。というのも、日付の記載方式の英米の違いが元で特許権を消滅させたという事件があったので。月と日を逆さまにしてデータベースに入力したというミス。コワイですね~。
(参考:平成16年(行コ)176号 特許料納付書却下処分取消請求控訴事件

enquiryとinquiryについて調べたら、実はenがイギリス英語というわけではなく、イギリスでは使い分けられているとか。照会、単なるリクエストの場合はenで、inはフォーマルな調査の意味になるらしい。コチラに詳細な説明あり。
"Recent UK usage tends to distinguish enquire = ask, inquire = make investigation; the distinction is not made in North America."

ただいま悪戦苦闘中のシュウロンでなんとなくlabourと入力したらWordに「ちゃうんちゃう?」と指摘された。英語と米語のスペルが混在するのはよろしくないので気をつけなくては。
あ!イギリス英語で思い出した。スコティッシュ・アクセントの動画。「えれぶん!」は笑えるけど、あとはほとんど理解不能。

12月も3分の1が過ぎた。。と思うと血の気が引いてゆく。思い詰めるとパニックになりそうなので、極力、重く受け止めないように、かるくかるく…と心がけている。それでも、まだ「第0稿」(卒論が書けない人はコチラ参照)ができてないから精神的に落ち着かない。今週末には本文の「第0稿」をなんとか仕上げて、上記ブログにも書かれているように「精神的な安心感」を得たいもの。肉体的安定感(特に下半身)だけは必要以上にあるんだけど。。。

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2010/12/05

『村上春樹を音楽で読み解く』

…(栗原裕一郎監修)を駆け足で読んだ。村上作品はほとんど読んでないけど、ブンガク作品を音楽で読み解くアプローチに興味津々。クラシック、ジャズ、ポップス、ロックとジャンルごとに章立てをして、それぞれの道に詳しい執筆者を揃えている。これまで村上作品と音楽について書かれた文章は、音楽に対する理解不足のため的確な指摘とは言い難い。(特別鼎談の「ビーチ・ボーイズとローリング・ストーンズの区別がつかない人ばかりだから」という発言が笑える。その気持ちよくわかる~。)だから、自分たちがまっとうな議論を立ち上げるのだという主旨で企画された本らしい。
村上春樹を音楽で読み解く

ジャズ担当の大谷能生氏は、執筆を依頼されて初めて村上作品を手にとり、時系列に沿ってほぼ全作品を読んだというからすごい。でも、『1Q84』はBOOK1でやめたとか。。そのあたりをストレートに語っている特別鼎談は井戸端会議風でおもしろい。
大谷氏は、「テナーサックスとアルトサックスのサウンドの区別もできなかったであろう」中上健次の『破壊せよ、とアイラーは言った』を引き合いに出し、細部への村上春樹のこだわり、それによって生まれるリアリティを指摘する。

わたしは、大和田俊之氏のポップスの章…「音楽の固有名詞を、その意味ではなく機能を中心に考察する」という試みがおもしろかった。
「代替可能な楽曲が故意に選ばれることで固有名詞の正統性が剥奪され、読者がそれぞれの経験に根ざした楽曲を代入する<空白>として機能している」というのはなるほど~と思ったのだけど、後半はまだちょっと理解できてない。あと「脱臼」という言葉が出てきたけど、これ、まだ自分では使えない言葉である。

巻末付録の栗原氏による村上評論の紹介も充実している。先行研究をこんなふうに端的にまとめることができないとあかんねんなー。昨夜から、引用したいのに行方不明になっている文献探しに追われるわたしであった。

それから、駆け足読書にもかかわらず誤記を数ヶ所発見した。何ヶ所めかで思わず、出版社どこ?と確かめた。「てにをは」の誤記こそクライアントの心証を悪くする…と教育されたので、そういうところ気になる。人の振り見て我が振り直せ。シュウロンもしっかり見直せるよう早く書き上げなくては。

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2010/12/04

乾かないカワック

カワックから冷たい風しか出てこない。ピコピコ点滅している数字543は時刻かと思ったが、どうもエラー番号のよう。取説が見つからないのでネットで調べたら「暖房補水異常」。。。って? ブレーカを一旦落としてみたら回復したという人がいたので真似したら直った。でも、翌日またピコピコ。もうブレーカの一時しのぎは効かないので、大阪ガスのサービスセンターに修理を依頼した。

それで今日、ちょっと長めの茶髪(ちょんまげ風)のお兄さんが来てくれた。玄関横にある給湯器のカバーを外して点検するところを背後霊になってじーっと見る。しくみはさっぱりわからないけど、なぜかこういうのを見るのは好きなのだ。
「寒いからずっと見ててもらわなくていいですよー」とお兄さん。きっと背後霊が鬱陶しいのだろう。でも、「へ~っ、こんなところに水が入ってるんですか~?」とのぞきこむわたしに、テキパキと作業しながら、わかりやすくあれこれ説明してくれる。

結局、循環液タンクに水を送る補水弁を交換することになった。部品代は8700円。「弁」と聞いて、ぺらぺらの安そうなモノを想像したけど、「真ちゅう製なんで高いんですよー」とお兄さんが取り出したユニットはたしかに値段相応に輝いていた。
もう13年も使っている給湯器は、そろそろ全体を交換する時期だとも言われた。だから交換部品の価格によっては入れ替えを勧めることもあるそう。使い方によってどのくらいもつか差が出るのかと質問したら、「人間の寿命と一緒で、あとは運ですねー」だって。

わたしはといえば、ある失敗というかバカなことをして、寿命が縮む思い。あー、なに考えてたんだろ。あほやなあ。穴があったら入りたい。そして、そのまま冬眠したい。とりあえず対応すべきことをきちんと済ませたら、あとはくよくよ考えないことにしたい。

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