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2010/10/26

原稿零行日記+陽水@岸和田

少し前に小川洋子さんのインタビューを見た。『原稿零枚日記』という最新作の話。原稿がなかなか書けない作家の日常を日記形式で描いたものらしい。毎日、末尾に「(原稿□枚)」とその日の進捗状況が記される。わたしのシュウロンはページ単位ではなく行単位という遅々たる歩み。本当に最後までたどり着くのだろうか。。先が思いやられる。授業の準備に追われると「零行」の日が続く。

周りの体験者の話を聞くと、毎朝3時起きだった、電車の中でも書いていた、明日が元日だと突然気がついてあわてた、最後の2ヶ月は記憶にないほど暗黒の日々だった、ずーっと考え続けているので寝てるか起きてるかわからなかった、何度やめようかと思った、提出した途端39度の熱が続いた、提出した途端吐き続けた…とみんな壮絶な物語を語ってくれる。

わたしはどんなふうになるだろう。夜の眠りは浅くなってきたけど、昨年のつらかった時期に比べると今のところはずっとマシである。カリカリしたところで、なにもいいことはないんだし、淡々と最後の日々を過ごしたい。

そんなところへ弟が行けなくなったから…と井上陽水のチケットを送ってきた。ピアノは小島良喜さん!うれしいのだけど場所がね~、なんと岸和田。同じ大阪とはいえ、まだ見ぬ異国のような気がする。幸い行きたい!っていう人も見つかり、本日、大阪のディープサウスへ、2年に1回くらいしか乗らない南海電車で出かけた。

岸和田といえば愚連隊とだんじり。というわたしの脳に、波切ホールをしっかりインプット。とても立派なホールで岸和田市民がうらやましい。入場者の長い列の最後尾に並び、あたりを見回してまず感じたのは・・・年齢層高っ! ま、その中に自分が溶けこんでいるわけなんやけど。

コンサートは知らない曲のほうがずっと多かったけど、陽水ワールドにどっぷりつかって楽しめた。詞もメロディーも声も、ホントに独特。今回のツアーメンバーは、ギター+パーカッション+鍵盤×2で、ベースなしという構成。シンセを大々的に採り入れて、音の厚みや広がりを感じさせるアレンジが多かった。

ひとつ気になったことは、エンディングが大抵の場合♪ジャカジャカジャカ~~~~ジャンッ!というなんの変哲もないパターンだったこと。これって「バンド」じゃなくて、「陽水+サポートメンバー」だから仕方ないのかな。それともツアーを続けているうちに、もっと練れてくるのだろうか。なお、陽水の新譜『魔力』が11月17日リリース予定だそうです。

というわけで・・・(本日原稿零行)

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コメント

ウエディング・ドレスの夢はまだ見ませんか?(笑)

投稿: 雪見 | 2010/10/27 08:16

♪雪見さん

今なら、夢の中で、「も~、やめますっ!」と言って婚約破棄しそうです。(^^;) 雪見さんのあの夢の話を内田センセにお知らせしたかったですね~。

投稿: miredo | 2010/10/27 21:30

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