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2010年7月

2010/07/26

せんべい連想禍

週末は名古屋場所。相撲じゃないけど。
某会議の受付で領収書を書く作業をした。字が下手なのがバレバレだし、名前を間違ったら顰蹙ものだし、気の重いおつとめである。宛名に、○ー○大学と入れて、と言われた。「○ー○」はどんな字でしょうか?と質問したら、一緒にいた人に「○ー○大学の漢字を聞く人も珍しいわね。おほほ」(「おほほ」は聞こえなかったけど)と哀れみの目を向けられた。
思わず「草加」せんべいを連想したわたしが悪うございました。おせんべい大好きですねん。その後、ご本人が名前の漢字を説明するのもえらい剣幕でびびった。いっぺんに話しかけられて聖徳太子のように聞き取れないわたしが悪うございました。やれやれ。

名古屋泊の夜から右腕が痛い。ボクササイズをした後みたいな筋肉痛。思い当たるのは階段の上り下りで荷物(がらがらキャリーバッグ)を持ち上げたことくらい。懇親会でも話題になったけど、名古屋の地下鉄って深いホームなのにエスカレーターが極端に少ない気がする。ホテルに近い出口はエスカレーターがあってほっとしたのも束の間、なぜか途中までしかなくて、最後は階段だった。でも、それくらいで筋肉痛だなんて軟弱過ぎる。鍛えなくては。

今回の場所で一番うれしかったのは、デンゼル・ワシントンの舞台を観てきたという先生とお話できたこと。デンゼルは少し線が細い印象だったとか(役柄として)。作品の翻訳も手がけ、いくつも公演をご覧になっている先生ならではの感想だなあと思った。原作者にも直接会っておられるのが羨ましい。もう天国でしか会えないのだ。ブルーズの影響を色濃く受けている作家なので、研究のためにブルーズを聞かざるを得なかったともおっしゃっていた。「マディくらいならいいけど、あの囚人農場とかのはちょっとね~」
帰り際に「がんばっていいシュウロン書いてください」とお声をかけてくださった。よしっ、がんばるっ。がんばりたいけど。。まだ授業が残ってる。はぁ。

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2010/07/24

ボズがさすらいのブルーズマン?

数週間前にSong to SoulというBS-TBSの番組を見つけたときは、どうしてもっと早くに気がつかなかったのだろうと地団駄ふみたい気分だった。最初に目に留まったときは、ドアーズの「ハートに火をつけて」の回がもう終わろうとしていた。おもしろそうなので翌週の番組表を確認して録画予約完了。それがスティービー・ワンダーの「サー・デューク」の巻。古い映像やレコーディング時のメンバーのインタビュー、それに音楽面の解説もあり(この曲じゃないけど、ホールトーンスケールの話とか)、へぇ~っ!ふ~~ん!と楽しめる番組だったので次からは欠かさず録画するように設定した。おもしろかったので、そのうちココに書こうと思いつつ、今週のボズ・スキャッグスの巻を見たらもっとおもしろくて、ボズのことを書くことにした。

だって~、あのシルクディグリーズの、あの「AOR」のボズ・スキャッグスが、「さすらいのブルーズマン」だったなんて! 全然、知らなかったわー。といってもアメリカ南部をさすらっていたわけではなく、スウェーデンだ、インドだ、とワールドワイドなのだ。
で、アメリカに戻って"Boz Scaggs"というアルバムを出すのだけど、なぜかコレ、日本では「ボズ・スキャッグス&デュアン・オールマン」という邦題になっている。。これは要チェック!と録画再生しながら早速アマゾンで見ると、「よく一緒に購入されている商品」にデユアン・オールマンの"Anthology1"が挙がっていた。なにこれ~? 2枚組で聴いたことない曲もいっぱい。
うーん、どちらも買い!でしょう。しばらくCD買ってないし、もうすぐ前期も終わるので、よくがんばりました賞ってことで。前期終了のためには、まだゼミの発表とレポートがあるんだけど。

Boz Scaggs Anthology 1

ちなみにこの番組、来週はステッペンウルフの「ワイルドで行こう(Born To Be Wild)」、その次は、デレク&ザ・ドミノスのあの曲♪ですっ!

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2010/07/22

カラキョー

あづい。あづ過ぎる。梅雨明けってこんなに暑かったっけ? バス停でじっと立ってるだけで倒れそう。前に並んでいた男子学生の背中にTシャツが貼り付いていた。わたしがやたら暑がりのおばちゃんというわけではない。みんな暑いのだ。と妙なところで安心。
いきなりの猛暑に参っているけど、梅雨明け以降の夕焼けが見事なのはうれしい。暑い日って夕焼けもきれいになるのかな。
最近は、クーラーを求めパソコンごと移動して、食卓で勉強している。夕暮れ時に家にいると、モニタの向こうにこんな空が見える。ついつい見入ってしまうので日が暮れるまで勉強に身が入らない。まわりはだんだん夏休みモードなのに、なんで来週も授業があるかなー。

昨年の柴田元幸先生に続き、今日は亀山郁夫先生を招いて、年に一度の講演会。タイトルは「黙過と共苦/―ドストエフスキー文学の現代性」。幅広い聴衆に合わせて下さったのか(一般参加OK)、プライベートなエピソードなどを盛り込み、わかりやすい話をして下さった。A3両面のハンドアウトは盛り沢山の内容で半分も進まなかったけど、「これはいいこと書いてますからねー、後からじっくり読んでください」と自画自賛されてただけあって貴重なおみやげ。
きっと亀山先生の新訳は今日の講演のようにわかりやすいのだろう。カラキョーこと『カラマーゾフの兄弟』を読んでみたいと思った。そんな余裕はないかなあ。それよりも、今日、しきりに宣伝されてた『ドストエフスキーとの59の旅』なら読めるかな。
ドストエフスキーとの59の旅

あと、気になったのは、高村薫の『太陽を曳く馬』だけど、この作品そのものよりも「裁かれた虚空――高村薫とドストエフスキー」(『新潮』2010年8月号)で先生がこの両作家をどのように分析しているのか読んでみたい。

最後に、今日学んだ言葉:使嗾
わたしと同じで読めない方はコピペして検索してみてねー。すぐ出てきます。

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2010/07/20

人形の夢と目覚め

といえば、ピアノのおけいこ経験者にはお馴染みの曲。今でも発表会の定番なのかな。昨日、従姉妹の子どものピアノ発表会でも演奏されていた。作曲者はオースティンと覚えていたが、昨日のプログラムではエステンになっていた。原語の発音に近づけたってことなんだろう。
わたしの発表会デビュー曲を弾いた生徒さんもいて懐かしかった。その曲自体は特に好きでも嫌いでもなかったけれど、「ソナチネ」の作品番号だけのタイトルがつまらないな~と不満だった。他の生徒さんは「人形の夢と目覚め」、「かっこう」、「紡ぎ歌」みたいにちゃんとタイトルがあるのに。 …というのを前にも書いたような気がして調べたら、やっぱりあった。よっぽどうらやましかったらしい。そのとき「人形の夢と目覚め」を弾いたのは、いつも大きなリボンをしていた可愛いりえちゃんで、曲のイメージにぴったりだった。

昔に比べたら、最近はピアノを弾ける親も多いから、発表会で親子連弾というのが流行ってるようだ。昨日も7組が連弾をしていた。姉妹+母の六手連弾も! 上手い親ばかりじゃないので、練習も大変だったろうな。出来はともかく、一緒に音楽を楽しむとか一緒に練習するというのは大きな意味があるのだろう。
衣装にも気を遣うんだろうなー。メジサバとめぐサバの発表会ファッション特集とかないのかな。それにしても、16小節の曲でひらひらドレスを着せてもらっている子の衣装って分単価どのくらいなんだろうと余計な心配をしてしまう。

わたしは、自分の先生の発表会以外はほとんど聴きに行ったことがないので、よくわからないのだけど、昨日は気持ちよく聴ける演奏はほとんどなくて、なんでかなあと気になった。全体的に音をきちんと出すというのができてないという印象。指は回っているように見えても、音が歯抜け状態だったり。一番落ち着かなかったのは、両手の16分音符のフレーズが揃ってなかった演奏。とりあえず譜面をなぞるだけで曲を上がったことにしていると、こうなるのかなあと想像してしまった。選曲も全然レベルが合ってないものが見受けられた。まあ、本人がどうしてもと言って選曲したのかもしれないし、ひょっとしてあれこれ口出しする親がいるのかもしれない。 いずれにしても発表会は誰にとっても大変なイベントだと思う。実はここだけの話、ちょっとの間「ピアノの先生」を名乗ったことがあるのだけど、さっさと辞めて正解だった。

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2010/07/17

週末ブロイラー

週末、家から一歩も出ない…なんてシンジラレナ~イ!と言われそうだけど、兼業学生になってからはそういう日が珍しくない。土曜日のゴミ出しは、たいてい相方がしてくれるし、休日出勤の帰りに買い物もしてきてくれる。なので文字どおり玄関から一歩も外に出ずに済む。
掃除も最低限のことしかしないので、結果的に、じっと座っている時間が長くなる。疲れたり眠くなると、なにか口に入れて気分転換。まさにブロイラー状態。こんな生活をしてたら太らないほうが不思議。身の締まった地鶏めざして外に出なくては。

今日は用事があったので朝から大阪市内まで出かけた。ブロイラー脱出。さっさと用事を済ませて帰ろうとしたが、せっかくなのでデパートのバーゲンをのぞいた。特にあてもなくぐるぐる歩いていたら、今日から半額!の声。大阪人は半額に弱い。見ると、前から1枚欲しいと思っていたビジュー付きのニットやカットソー。これは迷わず買いでしょう。ホントは海のような色がいいなと思ったけど、おとなしめのアイボリーを選ぶ。

気がついたらお昼近くでおなかもすいてたけど(いつもどおり朝食ぬきだし)、時間とお金両方の節約のためぐっと我慢。来週は名古屋遠征で週末がつぶれるので、最後の発表準備はこの週末に目処をつけておきたい。レポートもある。家に帰ってまたブロイラーモード。
ところで、名古屋ではあまり時間はないのだけど、おすすめ情報あればよろしく!

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2010/07/15

ヌトザケ・シャンゲ

という名前はBarack Obamaの自伝を読むまで知らなかった。Dreams from My Fatherの第2部は、Barackがシカゴでコミュニティ・オーガナイザーとして活動している様子を描いているのだが、ある日、メンバーの黒人女性がカラーコンタクトを付けてBarackのオフィスに現れる。なんとなく違和感を感じた彼は、それがブルーのコンタクトのせいだと気づいて動揺する。「元のままできれいなのに」思わず率直な感想を口にして、二人の間に気まずい空気が流れる。対応のまずさを後悔し悶々とするBarack。

「青い目」への憧れは裏返せば自己否定だと感じたBarackが彼女を連れて行ったのは劇場だった。そこで上演されていたのが、シャンゲのFor Colored Girls Who Have Considered Suicide/When the Rainbow Is Enufという長い名前の"coreopoem"である。音楽とダンスと詩がミックスされたようなステージらしい。自伝にも引用されている最後の一節を7人の女性が一つになって歌うのは、生で観たらきっと心に迫ってくるだろうな。 
 I found God in myself
 and I loved her
 I loved her fiercely

バイオグラフィーによると、シャンゲの元の名前はPaulette Williamsだったが、20数歳でアフリカ由来の名前Ntozake Shangeに変えている。子どもの頃は、Dizzy Gillespie、Miles Davis、Chuck BerryそしてW. E. B. Du Boisらがよく家を訪れていたという。For Colored Girls...にもジャズ・ミュージシャンの名前がたくさん出てくるので、ジャズが好きなんだろうなーとは思っていたけど、そんな大物が出入りする家庭だったとは。
http://comminfo.rutgers.edu/~cybers/shange2.html

さらに、トミー・フラナガン大師匠もこのステージを観て絶賛していたという記事を発見! わたしの元師匠の奥様、寺井珠重さんのブログにあった大師匠のインタビューだった。
http://jazzclub-overseas.com/blog/tamae/2009/11/post-80.html

珠重さんも書いておられるけど、この作品は映画化が決まり、先月から撮影も始まった模様。ウーピー・ゴールドバーグやジャネット・ジャクソンなど豪華キャスト。マライヤ・キャリーの降板も話題になっていた。
この作品の初演は1975年で、77年にブロードウェイで上演され好評を博す。その後TV映画も製作されている。それをなぜ今また? タイラー・ペリー監督はこの作品を映画化するのが夢だったと語っているそう。楽しみ~! でも、日本で公開されるのかな。

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2010/07/10

週末の気分予報

朝いちのメールチェック。週末の気分を左右するメールが届いた。課題の添削である。くじけたらあかん…と自分に言い聞かせながら開けてみると、エッセイ楽しく読ませていただきました、という一言が目に入る。大荒れにはならなくて済みそうだ。

添付のWordファイルを開く。コメント表示モードになってなかったので、赤で表示される添削箇所だけをざーっと下まで見てゆくと最後に総評のようなコメントが。そこにあった「秀逸」という文字に頬がゆるむ。最近、顔の筋肉がたるんできて焦っているのに。もっと引き締めていかなあかんのに。けど、褒められることに慣れてないから、ほんとうにうれしい。これからしばらくはこの2文字を懐に抱いて生きてゆこう、って大げさな。。いやでもホントに、普段、打ちのめされて落込んでばかりだと、そんな気分になるんよね。どうせ次の発表でまた打ちのめされるから、長くは続かない不安定なお天気だけど。

普段の発表やレポートはどちらかというとガチガチの文章を要求されるけど、今回はわかりやすいエッセイということで、ゆるめに書くことを意識した。ちょっとゆるすぎるかもと思う言い回しもあったけど、それは「柔らかみ」と捉えてくださったのでよかった。
各文章はよく推敲されている、とあったけど、もしかしてわたしが、副詞の位置をあっちこっち動かしたり、主語を入れたり代名詞に変えたり、「、」を入れたり消したり、文を切ったり繋げたり…と細かいことにうじうじ悩んでたのもお見通しなんだろうか? だとしたら、透視されてるみたいでちょっと怖い。

先生のコメントに沿って段落を分割しトピックの配列を変えてみたら、あら不思議。なんかくねくねしていた山道から、突然、北海道のひたすらまっすぐな道路に出たみたいにすっきりした。わたしはどうも段落という概念がわかってないみたい。短い文章なのに全体の流れも把握できてなかった。作品を読むときもそうだけど俯瞰するというのが苦手なんやねー。

そんなわけで、まだ再考すべき点は残っているのだけど、実際の空模様とは関係なく、うららかな陽だまりにいるような土曜の午後。この状態は夕方まで続くでしょう。難航している次の発表準備に戻ると、次第に雲が現れ、夜には一時雷を伴う雨となりそう。近づかないほうが身のためです。

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2010/07/08

労働党なら黒人という。保守党はイギリス人という。

七夕の昨日。午前の授業が終わった後、その日締切の課題のことで他の受講生2人と立ち話。提出した後、一旦、添削とコメントが返ってきて、それを参考に仕上げるのだけど、コメントの内容によっては書き直しになるのでしんどそう。やっぱりパスしようかなぁと心が揺らぐ。でも、後期課程の先輩に、丁寧に読んでくださる先生なので勉強になるから出したほうがいいよ~と言われた。その先輩はかつて添削されて真っ赤になった原稿を見て、しばらく立ち直れなかったそう。うーん、そんなことになったら、次の授業で顔を合わせるのもつらくなりそう。
締切は守るつもりだったけど、見直すたびに気になるところがあって修正を繰り返す。結局日付が変わってから送信。少し遅れてもOKと言ってはったので問題はないけどちょっと悔しい。
今朝、受領確認のメールが届いた。順番にゆっくり読んでますから…って。ゆっくりじゃなくていいんです~。ささっと読んで見逃してほしい。ああ、どんなツッコミが返ってくるかオソロシイ。

タイトル↑はその課題に関連して知った。1983年、イギリス保守党の選挙ポスターに書かれていたコピーらしい。ポスターにはスーツを着てブリーフケースを抱えた黒人の写真。ネットで調べたら、元の英語は Labour says he's black, Tories say he's British
80年代のイギリスって、まだこんな言葉がまかり通っていたのかとびっくり。
保守党のアーカイブで↓コレを見つけたけど、ブリーフケース持ってない。それにこれってポスター?

Labour_says_hes_black_1983

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2010/07/04

7月3日は「北の国」記念日

初めて「北の国」に上陸した日だから…と思ったけど、よく考えたら7月3日発の夜行と青函連絡船を乗り継いでの長旅だったので、上陸したのは4日だったかなあ。はるか彼方の記憶なのでもう思い出せない。そりゃそうだよねぇ、10代の頃の話なんだから。

数年前、某ジャズなお店で何度か(何度も)お会いした某氏のサイトを久々にのぞいたら、なつかしい新日本海フェリーの写真がUPされていて、北海道の思い出が一気に甦ってきた。某氏は自転車で北海道を回ってはる。キャンプ場やライダーハウスの様子を読んで、まだこういう旅のスタイルが生き残っているんだなあとちょっと感動。

初北海道はやはり特別に思い出深い。行程を思い出すと、それぞれの地で出会った人を思い出す。1回の旅でずいぶんたくさんの人と知り合った。みんな似たような場所を回るので、道内で再会することも多かった。
ひとり旅をすること。毎日のように初対面の人と言葉を交わすこと。どちらもけっこうなエネルギーが必要。今のわたしにそんな旅をするパワーがあるかなあ。

先週はしんどかったー。もう後期は授業に出るのをやめたいと心底思った。こんなことしてたらシュウロン書けない。この週末は書評の課題に追われていた。いや、追われている…現在進行形。正規受講生じゃないので無理に提出しなくてもいいんだけど、先生に読んでもらってコメントがもらえるのは貴重な機会である。文章を書く練習というだけでもためになると思うから、とりあえず提出予定。わかりやすい言葉で書くことを目標のひとつに挙げておられるので、まずはそれを心がけて。先生お薦めの「名文を書かない文章講座」もやっと借りてきた。これ、良さそう!けど、今から読んで間に合うのか。。

名文を書かない文章講座

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