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2009年11月

2009/11/29

空飛ぶひよこ饅頭

化粧の心理的効果についてはよく耳にするけれど、「アインシュタインの眼」という番組で脳波の変化を計測してそれを科学的に証明していた。無口、無表情のおばあちゃんたちも、メイクをしてもらうと笑顔が増えて会話が弾む。認知症にも効果ありだとか。
わたしも生気のない顔に、それパジャマ?と言われそうなユニクロのスエット姿で部屋にこもってたらあかんわーと、昨日は顔に「ぬりえ」をしてご近所キャンパスの図書館へ。

キャンパス内には大きなイチョウの樹がたくさん植わっている。太陽の光を浴びると、まぶしいくらいに、そこだけが明るい。はらはらと枯れ葉が降る中を歩いていたら、ひときわ強い一陣の風が吹き、着地する前の葉っぱが一斉に舞い上がった。しばらく葉っぱは宙でぐるぐると渦を巻き、まさに「ちひさき鳥のかたちして(*)」飛んでいるよう。立ち止まってじっと見上げる。ひよこ饅頭のようでもあり、浜千鳥の柄のようにも見える。それから、映画「グリーンマイル」で主人公の黒人死刑囚が邪悪なものを吸い取って吐き出す場面も思い出した。不思議。あそこだけ、いつも風が円を描いているのだろうか。明日、また行ってみよう。

先の番組によると、化粧水をつけるときに肌をぱたぱた叩くのは、皮膚をいためるらしい。クレンジングも30秒くらいで済ませないと、皮膚が剥がれてしまうとか。どちらも化粧の常識を覆す内容だけど、業界の反応はどうなんだろ。それより、お肌のゴールデンタイム(午後10時~午前2時頃)は深い眠りにつく…というのを実行できる人ってどのくらいいるやろね。

(*)金色のちひさき鳥のかたちして銀杏ちるなり夕日の岡に(与謝野晶子)

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2009/11/25

14年前のプレゼント

発表が終わった。やっぱりあかんかった。ボロボロだと思ったけど先輩の言葉でちょっと救われた。凹んでもけっこうすぐに回復。お肌のハリもこれくらいだといいのに。
回復が早かったのは、いい知らせがあったから。以前から取り組んでいた資料作成にとりあえずOKが出て、やっと肩の荷が下りたのだ。この件では、文章を書くのってホントに難しいなあとあらためて感じた。先輩が丁寧にチェックしてくださったのだけど、自分の日本語の稚拙さが恥ずかしかった。今日も、もう一人の発表者の文章を読んで、ああ、こんなふうに書くとすっきりするんだ~と見習うべきところがいっぱい。精進せねば。

昨日、洋書の古本が届いた。最初はアマゾンでペーパーバックを頼んだけど、2ヶ月過ぎてもいつ確保できるかわからないという通知が定期的にくるだけなので、そちらはキャンセル。アマゾン経由で海外の書店から古本(ハードカバー)を買うことにしたら、きっちり2週間で届いた。カバーの退色がある程度で、本自体は美品の部類だわ~、ラッキー!と扉をあけると、いきなり英語でなにやら書いてある。日付が1995年12月21日なので、きっと「Dearest Nick」へのクリスマスプレゼントだったんやろね。5行の文章は非公開ってことで。いや、別にふつうの内容だけど、なんか公開するのは後ろめたい気がするので。。自分の名前の前には「Con Amor」とあるけど、これってスペイン語?
ブルーズ研究の本なんだけど、Nickは気に入らなかったのか。。。贈り主はまさか日本のおばちゃんが読むことになるなんて思ってもいなかっただろう。本をプレゼントするときのメッセージはカードに書いたほうが無難ってことやね。

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2009/11/22

月見バーガーの立場

グローバリゼーションの代表選手として常に挙げられるのがマクドナルドである。世界に進出しつつも、ローカル文化をうまく摂り入れている例として、たとえば日本では月見バーガーが持ち出される。グローバル文化が日本文化と融合して月見バーガーが生まれたって。でも、食文化の変容と受容っていうのは今に始まったことじゃないし、こういうのって売るための手段にすぎないと思うんだけどなあ。グローバリゼーション=アメリカニゼーションとは思わないけど、そういうバリエーションをもってグローカリゼーションっていうのはちょっと違うような。。クレオール化するには世代を超える必要があるんだし。

昨夜、スマステでNYの日本食レストランを紹介してたけど、忍者が出没するところ、餅つきパフォーマンス、いきなりみんなで三本締めをする店とか、おもしろかった(かんじんのトップ3は見てないけど)。三谷幸喜が、あんなことしたら、ホントにやってると思われるよ…とかつぶやいてたけど、たしかに。こうして勝手に創り上げられたイメージが独り歩きしていくんやろね。

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2009/11/16

心のともしび

発表が終わった。珍しく玉砕せずに済んだのでうれしい。自分でもいいもんみっけ~!と思っていたことを、先生がおもしろいですね!と言ってくださった。いつもなら発表後はどよ~んと落込んでしばらく何も手につかないのだけど、今日は少し次の準備に進むことができた。
なによりやさしい先生のおかげである。声のトーンも話し方もとても穏やかで、話を聞いているだけで心に平和が訪れるよう。まるで「心のともしび」みたい(って聞いたことないけど)。うちの専攻にはおられないタイプだなあ。考えてみたら、うちはなんというか…熱い、アグレッシブ、またはキツイ、シニカルなタイプが揃っている。静かな語り口の先生なんて出会ったことない。

え?カン・サンジュン? うーん、ちょっとちがうなあ。もっとソフトなかんじ。癒されます。でも、まだ数回、授業を受けただけなので、知られざる顔を持ってはるかもしれない。来月はその先生が司会をされるワークショップがあるのでたのしみ~。議論される作品を早く読まなきゃ。

帰りはiPodでフラナガン大師匠の♪Voce Abusoや♪In a Sentimental Moodを聴いた。平和な夜。久しぶりに壁紙のことを忘れてぐっすり眠れるといいなぁ。

Jazz Poet Tommy Flanagan Trio

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2009/11/15

今日のMIT

ある若手研究者がブログで『減らす技術 The Power of LESS』(レオ・バボータ著)という本を紹介されていた。著者は超人気ブロガーらしい。無計画でいつも期限に追われ、あっぷあっぷしているわたしには役に立ちそう。ググッてみたら、かなりの評判。内容はこんなかんじ。

<原則編>
減らす原則1 制限する
減らす原則2 本質に迫ることだけを選ぶ
減らす原則3 シンプルにする
減らす原則4 集中する
減らす原則5 習慣化する
減らす原則6 小さくはじめる

■シングルタスクの7つのポイント(抜粋):
●朝一番に最も重要なタスク(MIT―Most Important Task)をかたづける
●集中の邪魔になるものをすべて取りのぞく
 Eメールは受信しない。できればインターネットの接続ごと切ってしまおう。携帯電話も切る。

■Eメールの処理時間を減らす5つのポイント(抜粋):
●1日のチェック回数を決める
●朝一番にEメールを見てはいけない
 朝一番に手を出すと、1日をメールに支配されることになる。そのままメールの波にどっぷりとつかって出てこれなくなる可能性が高い。

減らす技術 The Power of LESS

わたしの今日のMITは明日の発表準備(遅すぎ!)。とりあえずハンドアウトは仕上げたけれど、一晩ねかせて明日の朝もう一度見直そう…と完了はしていない。これじゃあかんよねー。翌日とか当日締切のものがMITになるような生活から脱出したい。家にいる日は、トイレ掃除とかお米を買うとかがMITになることもあるので、カテゴリー分けしたほうがいいかな。PCの前にいたら1日に何回メールチェックしてるかわからないし、気分転換にとすぐネットにアクセスしてしまう。ネットワークケーブルを外すという強硬手段が必要かも。

↓昨日の夕方の三色彩道。暗くなりかけているのに、けっこう人が来ていた。
Dscf0073_2

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2009/11/14

黄色い壁紙のドレス

「黄色い壁紙」のことをずっと考えているおかげで、頭の中には白目を剥いた、ろくろ首が大量発生している。作品にはもちろん、ろくろ首だなんて書いてないのだけど、なぜかイメージしてしまった。這いずりまわるろくろ首。。。こわいよう。早く発表を終えて、ろくろ首から解放されたい。

マリオス・ショワブというデザイナーがギルマンの「黄色い壁紙」にインスパイアされてデザインしたんだ、と話しているのをみつけた。「08/09年 秋冬ロンドン・コレクション」の話だ。ショウの映像にはたしかに破れた壁紙みたいな生地のドレスもあった。ろくろ首の発想とはえらい違いである。そのドレスに身を包んだ女は、夜になると這いずりまわってしまうとか。。。ホラー映画になりそう。

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2009/11/10

記入見本の定番氏名

最近、おからクッキーとマンナンラスクを箱買いした。不健康なスナック菓子に走るよりもヘルシーだろうと思って。それに、今日のようにお昼を食べる時間がないときは、教室に着いて先生が来られるまでのすきにラスクを水で流し込めばお腹が鳴る心配もなさそうだ。水分をしっかり吸収して膨張するらしいから。
マンナンラスクは予想外の甘さでびっくりした。こんなのでダイエット効果がホントにあるんだろうか。まあ、それが目的じゃないからいいんだけど。今日は授業前に時間がなくて終わってから食べたら、夜になってもお腹がいっぱいで苦しかった。これを食べ続けたら、からだが膨張しそうだ。

今日の講義で先生が言ってはったけど、パワポの画面をデジカメで撮ってる学生がいるらしい。すごい時代だ。昔は試験前になると手書きノートのコピーが「講義ノート」として売られていたけど、あれも今では電子データになってネット上で出回っているのだろうか。

図書館で書庫の図書を借りた。申請書を書くときに、記入見本がおいてあるのに初めて気づいた。こういう見本の名前って、○○一郎か太郎が定番だと思うけど、ここのは「関 大輔(かん だいすけ)」と一味ちがう。高橋大輔クンが入学してから作った見本なのかな。

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2009/11/08

♪昔のなまえで出ています

今年の春ごろ、大学に提出するある書類に「通称」の欄があることを発見した。既婚の先生が旧姓使用を続けておられるのは珍しくないけど、院生でもアリなんだ~とうれしくなった。ある日突然、改姓を余儀なくされたときの違和感はかなりのもの。学部に入りなおすときは、そんなこと考えもしなかったけど、「入院」後、なにか書いたものが残るなら旧姓を使いたいと思っていた。前述の書類は締切直前にもらったので、先生に相談する余裕もなく、その時点では見送った。

でも、こんな書類があるなら、通称(旧姓)使用に踏み切るのは今しかない!ということで、夏休み明けからぼちぼち、♪昔のなまえで出て~い~ま~す~。学会でもフォーマットが用意されているところもあるし、なくても戸籍と照合するわけではないので通称の使用は可能である。ペンネームだって使えるんだしね。
東大では論文に旧姓を併記できるようなシステムになっているらしい。さすが最高学府。うちは研究科によって取扱いに差があるみたいで、わたしが所属する専攻はあまり積極的ではなさそう。学籍を変更することはできないけど、とりあえず、通称として好きなほうを使えばよいとのこと。

というわけで、みれどの旧姓をご存知の方は、どうぞそちらも使ってくださいね。ご存知ない方は、メールの表示にミドルネームのように旧姓を入れてますので、これが~!?と思ってください。短いのでアルファベットで書くと意外とおさまりがよく、先週も英語会の先生にミドルネームかと思った~と言われたのでした。でも、いきなり旧姓で年賀状を出したら、な、なんかあったのか!と思われそうだし、実際はいろいろ難しいね。

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2009/11/06

洗濯物を干すのは何時?

先日、駅のホームで再会した編入生の人とお茶をした。仏文専攻の彼女はゼミで発表が終わった直後とのこと。採り上げた作家の名前を聞いたけど、難しくて覚えられなかった(^^;)。19世紀の詩人で、出産後、精神的に落ち込んだときに、医師から書くことを勧められたそう。ちょうどわたしが読んでいるギルマンは、同じ状況で医師から書くことを禁じられ、症状は悪化した。その経験を元に書いたのがYellow Wallpaperである。全然違うことをしていると思っていたけど、不思議につながっているのがおもしろい。
当時の女性の息苦しさとは比べものにもならないけど、今の日本でも、主婦が大学にゆくことへの世間の視線はまだまだきびしいよねー、などという話ができるのも同じ立場にいるからこそ。大学に入り直そうと思った背景に、いのちに限りがある…という認識があったという点も似ている。彼女に聞いた話でいちばんびっくりしたのは、洗濯物を干す時間を競う主婦のこと。わたしなんか、ほとんど外に干さないので「あそこの奥さん、めったに洗濯してへんで~!」なんて言われそう。おー、コワ。

今夜は久しぶりにジャズのLIVE映像を観た。海辺の街のLIVE。なつかしいメンバー。そして、ずっと気になっていた海辺の某氏のお姿も! 全然お変わりなく、以前とおなじ口調でおなじようにジャズへの想いをこめて話してはった。それがなによりうれしかった。録音、録画をしてくださったおふたりに感謝!
そういえば、このトリオのメンバーは、今、わたしが単位互換でお邪魔している某大学の出身である。今のウォシュレット完備のキャンパスを見たら、びっくりされるだろうなあ。

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2009/11/04

壁紙は何色?

アウェイ・キャンパスの授業でシャーロット・ギルマンの"Herland"を読んでいる(3つの章だけ)。ジャングルの奥にある女性だけの国に3人の男性がもぐりこんだ顛末を描いたもの。ギルマンは「20世紀初頭のアメリカを代表するフェミニスト思想家」で、"The Yellow Wallpaper"は文学史に出てくるので名前だけは知ってたけど、おどろおどろしい話だと聞いてたので読もうと思ったこともなかった。"Herland"のほうは、クスリ、にやり…としてしまうユーモアや皮肉が散りばめられていておもしろく読める。
前回は、"Women and Economics"の抜粋が配布されて、それをささっと読んだ。100年以上前に、こんなことを考えていた女性がいたんだーと驚きを感じる。と同時に、100年経っても社会はたいして変わってないなーとも思う。

このあと"Yellow Wallpaper"を読むのだけど、先生から発表担当に指名された。まだ担当が決まってなかった二人のうち、もうひとりはブンガク専攻ではないので、この「歯ごたえのある」作品はみれどさんにお願いしたいと言われた。今日、あまり噛まずに(^^;)とりあえず読んだ。ぞっとする壁紙のパターンが頭の中にできあがってしまったよー。ちょっと不気味だけど、ちびちび、よく噛んで味わおう。

窓ガラスが結露する季節になった。今夜は、秋田で買ってきたしょっつるを使っただしに、こんがり焼いたししゃもを入れるという妙な取り合わせの鍋。ささがき牛蒡を忘れずに。

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2009/11/03

毎度おなじみ秋の道

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祝日だというのに某英語の会があり、午前中から出かける。不安が的中して、ほかのメンバーは欠席。ひとりで先週分の復習やらリスニングで悪戦苦闘。教材を読んでいる人の発音のクセにまだ慣れることができなくて、1単語だけ読んでいるのにわからないこともある。今日はentranceがエンシュァランスに聞こえた。[t]はもっと強いと思うんだけどなー。
いつもみんなを悩ませるのが「フォーーン」と聞こえるforeignである。[r]が存在しない。「フォーリン」で凝り固まった脳も、「え~っ!これがforeign?」という経験を繰り返すうちに、「またアレか!」と反応するようになってきた。

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街に出たけど寄り道せずに帰宅。明るい陽射しの中、いつもの三色彩道を歩きたかったから。昨日は散歩がてら買い物に出かけたら、冷たい雨が降ってきたので、今日が今シーズン初めての写真。新しいケータイで撮ると、やたら細長い写真だった。緑の木々の間から紅い葉っぱをのぞきたるもいとをかし。

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2009/11/01

ケータイ満足。がっくり福袋。

ようやくケータイを新しいのに変えた。メール送信ができなくなっていたので、これ以上先延ばしにできない~と土曜日に近所のヤ●ダ電機へ。ホントはAQUOSケータイが欲しかったけど6万超えてるなんて。。。パソコン買えるやん!
予算の都合上、選択肢はほとんどない。「お買い得コーナー」で11,800円になっていたN-03Aに決めた…というより「もう、これでいいわー」というかんじ。ドコモショップの「ご愛顧割」より少し安くなっているのは、3ヶ月のオプション契約(iチャネルとか)を条件に、さらに割引いているから。ただ、すでにiチャネルには入っていたので、その分、割引が削られて料金に1,050円上乗せされた。それでも、わたしは5,000円のドコモ機種変更クーポン(有効期限ぎりぎり!)があったし、同じくその日が期限のヤマ●電機の500円券をもらい、すぐ使ってよいとのことで、結局、7,100円で買えたのだった。満足!
後になってわかったのだけど、この機種はなぜかとても人気がある。しかも男女を問わず。きっとお値段が魅力なんやろね。

一方、満足できなかったのはネットショップで買った福袋。北欧ファブリックで有名なブランドの雑貨が入って最大50%OFF!という触れ込み。こういうのはめったに買わないのだけど、購入者のレビューを読むと、バードランドのバッグがすてき!とか、マリメッコのバッグとポーチが!とか、みんないたく感動しているので、ついつられてしまった。
届いたのは、ここまでハズレるのも珍しいかも~というくらい、わたしの好みからは遠いものばかり。あーあ。返品・交換できないからねぇ。激しく後悔。反省。12,000円も出すならフツーに自分の欲しいものだけ買えばよかったー。しっかり学習して、もう、他人の言葉に惑わされへんでぇ。

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