沼か池か
尾瀬に関する文章の翻訳課題に「…もかつては尾瀬沼のような沼であった…」という一節があった。
沼? 英語でなんて言う?
思いつかないので、とりあえず和英辞書を引く。pondだって!
pond←→池という1対1の対応が刷り込まれている頭にはピンとこない。泥沼、底なし沼という言葉から連想されるように、わたしの中の「沼」は「池」のように水をなみなみとたたえているイメージではない。どちらかというと湿原に近いかんじ。だから、pondじゃなくて、もっとぴったりくる単語がほしい。
でも、そもそも、沼ってどんなの?
広辞苑で「沼」を調べると、「湖の小さくて浅いもの」とあった。そうだったのか! どろどろ、ずぶずぶのイメージは、わたしの勝手な思い込みだったらしい。ネットで調べた範囲でも、Ozenuma LakeとかOzenuma Pondと書かれていた。
そういえば…と思い出したのは、京都の深泥池(みぞろがいけ)。京都の大学に通っていたときに、よくここの横を通過して遊びに行った。幽霊が出るとか、いろいろ怖い噂のある場所だったけど、浮島があり湿原のような環境で、貴重な動植物の宝庫であるとも聞いていた。だけど名前は「池」なんだよね。ややこしやー。
今回の課題はわたしをいれて4人の受講生が翻訳文を配布し、みんなでそれを検討した。他の人の訳文を見るのはおもしろいし、ためになる。でも、文法的な間違い等は指摘してもらえないので(添削もしないと先生は言ってはった)、なんとなく中途半端な終わり方という気がする。正解があるわけじゃない、と言われるのはよくわかるんだけど。
意外だったのは、みんなあまり検索に時間をかけてないこと。わたしは調べ出すとついついハマってしまうので、用語関連サイト以外に、国立公園のサイトやラムサール条約関連サイトをみたり、論文データベースでキーとなる用語を含む論文の要約を参考にしたりと、それこそ底なし沼にずぶずぶ。颯爽と「ネットサーフィン」はできそうにない。
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コメント
今回はオチが見事に決まってますねえ
そういえば北海道の尾岱沼、オンネトー、神仙沼..どれもきれいですもんね。ついでに会津の五色沼も。
miredoさんの沼のイメージはswampかな?
投稿: 司 | 2009/06/16 01:01
♪司さん
司さんも、ラムサール制覇キャラバンなどいかがでしょう?
やったー! オチがないやん…といつも悩んでいる哀れな大阪人に、うれしいお言葉!
今回、改めて北海道って湿原が多いんだなーと思いました。ラムサール条約に登録されているところ、けっこう行ってます。尾岱沼、阿寒湖、雨竜沼、サロベツ原野、クッチャロ湖、釧路、厚岸、風蓮湖...でも、昔々のことなので全然ありがたみがわかってなくて、もったいない~
swampもわたしの中では湿原なのですが、なぜかmarsh がイギリスっぽいイメージだったので、それに対してアメリカ的ってかんじがありました(めっちゃ勝手な思い込み)。それよりmを落とすとやばい…って意識が使うのを妨害してたような気がします
投稿: miredo | 2009/06/16 22:34
アメリカやイギリスには、「河童がいるかいないか」っていう概念は当然ないですよね。
それより河童って英語で言えるのかな?
投稿: ISAO | 2009/06/17 22:37
♪ISAOさん
そういうのありましたねー!>「河童がいるかいないか」
結局、河童はどこにいるんでしょう? 沼も池も水はあるから、どっちでもよさそうな気がしますが。。
大阪にも河童はいたのかなぁ。わたしが育ったのはいわゆるニュータウンだったので、そういう昔話は少なかったような気がします。でも、小学生のとき、カッパちゃんというあだ名の同級生がいました!
>>それより河童って英語で言えるのかな?
うーん、説明するしかないですね。でも、芥川の「河童」を知ってる人ならすぐわかるかも。
投稿: miredo | 2009/06/18 19:33