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2009年6月

2009/06/23

ジャカランダ ハカランダ わからんだ

今週は母の命日があるので、行けるときに、と大阪市内から大学に移動する前のわずかな時間を利用して、お寺さんに寄った。日中の気温は31度まで上がると言われてただけあって容赦ない日差し。お線香の煙をたっぷりと頭から浴びて帰りかけたとき、屋根よりも高い位置で咲いている紫の花が目に入った。藤?もう遅いよね?と近づいてみると、もちろん藤ではなく大きな1本の樹。葉っぱは細かく切れ目を入れたみたい-どう説明すればいいのか…シダの葉みたいなかんじ-で、その繊細に揺れる様は暑さをしばし忘れさせてくれる。バリのホテルにあったお気に入りの樹に似ている。思わず携帯で写真を撮った。さっぱり。
0623

樹の下にプレートがあった。名前は、ジャカランダ…ジャカランダ…ジャカランダ…ちゃんと覚えて帰らねば、とブツブツ唱えていたら、なんか親しみのある言葉に思えてきた。どこかで聞いたことのある名前。あ!もしかして、ハカランダ!? そういえば、南米とかブラジルとかいう単語が説明プレートにあったから、Jの発音がジャではなくハになるのかも。ギターになる前は、あんなにきれいな紫の花を咲かせるのかー。大発見をした気分。でも、夜、家に帰って調べたら、まったく別物だということがわかった。ちゃんちゃん。
<参考:ジャカランダと呼ばれる木は2種類ある

ググッてみてわかったのは、ジャカランダに魅せられた人が多いってこと。その気持ちわかるー。ジャカランダ目当てでお寺を訪れる人もいるようだ。6月になると、いつ咲きますか?という問合せが増えるという。大阪でもまだ数えるほどしか育ってないらしいから、貴重なものに出会えた。というか、これまで何年も気づかなかったわたしって。。。苗が手にはいるなら、ベランダで育ててみたい。どんな花?って方はこちらで美しい写真を!

(さぶいタイトルは暑さを和らげるため。最後がナンマイダーというバージョンもある。)

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2009/06/21

ケチャップ配備

翻訳クラスの次の課題は英日翻訳で、わたしが選んだのは軽いエッセイ。著者のJeffrey Steingartenは有名なフード・ジャーナリストらしく、Vogue誌で食に関するコラムを連載していた。
課題のエッセイの内容はケチャップ味比べ大会について。大会といってもケチャップメーカーが競うわけじゃなく、著者がひとりで(正確には奥さんと)手に入る限りのケチャップ33種類について味見するというもの。
著者はケチャップを愛し、アメリカの誇りだと胸を張る。サルサの売上がケチャップをしのぐという記事を読むとスーパーに駆けつけ、サルサの侵攻を阻止するかのようにケチャップの棚の前に立ちはだかる。
アメリカの家庭の97%にケチャップが常備されていると書いてあったが、日本ではどうなんだろう。

子どもの頃、カゴメやデルモンテのケチャップが冷蔵庫に1本立っていたのは確かだが、いったい何につけて食べていたのかはあまり記憶がない。チキンライスくらいかなあ。そのうち母が料理にトマトピューレを使い始め、ハインツのデミグラスソースが常備される頃には、ケチャップの出番はほとんどなくなっていた。

わたしはフライドポテトにケチャップをつけたりしないし、ケチャップなしでも十分生きてゆける。実際、ここ10年くらいケチャップを買ったことがない。しかし、なぜか今、冷蔵庫にハインツのケチャップが逆立ちしている。(←参考:ハインツ逆さケチャップ)何を思ったのか相方が買ったものだ。(ちなみに確認してみると未開封であった。)

エッセイによると、アメリカのケチャップ市場でハインツは55%のシェアを占めダントツ1位。19%で2位のハンツ(Hunt's)というのは名前も聞いたことがない。「ハンツ ケチャップ」でググッてみたら、ご親切に「もしかして:ハンツ ケチャップ」と言われた。でも、ちゃんと日本にも上陸している。それどころか沖縄ではハンツが主流なのだと、あちこちのブログに書いてあった。

ユーモアあふれる文章は翻訳するのも楽しい。軍事関係の頻出単語deployを "…how ketchup is deployed in the real world"みたいに使う大仰な表現にも面白みがある。
わが家に配備されたケチャップは、そろそろ実戦投入しないと賞味期限切れになりそうだ。

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2009/06/15

沼か池か

尾瀬に関する文章の翻訳課題に「…もかつては尾瀬沼のような沼であった…」という一節があった。
沼? 英語でなんて言う?
思いつかないので、とりあえず和英辞書を引く。pondだって!
pond←→池という1対1の対応が刷り込まれている頭にはピンとこない。泥沼、底なし沼という言葉から連想されるように、わたしの中の「沼」は「池」のように水をなみなみとたたえているイメージではない。どちらかというと湿原に近いかんじ。だから、pondじゃなくて、もっとぴったりくる単語がほしい。
でも、そもそも、沼ってどんなの?
広辞苑で「沼」を調べると、「湖の小さくて浅いもの」とあった。そうだったのか! どろどろ、ずぶずぶのイメージは、わたしの勝手な思い込みだったらしい。ネットで調べた範囲でも、Ozenuma LakeとかOzenuma Pondと書かれていた。

そういえば…と思い出したのは、京都の深泥池(みぞろがいけ)。京都の大学に通っていたときに、よくここの横を通過して遊びに行った。幽霊が出るとか、いろいろ怖い噂のある場所だったけど、浮島があり湿原のような環境で、貴重な動植物の宝庫であるとも聞いていた。だけど名前は「池」なんだよね。ややこしやー。

今回の課題はわたしをいれて4人の受講生が翻訳文を配布し、みんなでそれを検討した。他の人の訳文を見るのはおもしろいし、ためになる。でも、文法的な間違い等は指摘してもらえないので(添削もしないと先生は言ってはった)、なんとなく中途半端な終わり方という気がする。正解があるわけじゃない、と言われるのはよくわかるんだけど。
意外だったのは、みんなあまり検索に時間をかけてないこと。わたしは調べ出すとついついハマってしまうので、用語関連サイト以外に、国立公園のサイトやラムサール条約関連サイトをみたり、論文データベースでキーとなる用語を含む論文の要約を参考にしたりと、それこそ底なし沼にずぶずぶ。颯爽と「ネットサーフィン」はできそうにない。

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2009/06/12

紫蘇泥棒

スカボローフェアじゃなくて、なんとか園芸でハーブの苗を買ってきた。春の初め。きっかけはウドーからのメール。サイモン&ガーファンクル来日公演決定! かれらのCDは1枚も持ってなかったので、いつか買わなきゃとずっと思っていた。この機会に、さっそくアマゾンで、やっぱりまずはこれだよね~!とセントラルパーク・コンサート(1981)のDVDを購入。凹んだ心にしみるハーモニーを毎晩、聴き続けた。

母の入院以来、草花の世話まで手が(心も)回らない日々が続き、乾いた土だけのプランターが残っていた。母がなくなって早9年。父の三回忌も終わった。いつまでも殺風景なベランダじゃ淋しいなぁと思い、10品種の花苗セットを買った。そしてサイモン&ガーファンクルに誘われるように「スカボローフェアの寄植え」ver.2を植えることにした(ver.1は引越してきてすぐ植えた)。あまり好きじゃないパセリは省いて、代わりにグリーンの紫蘇を。セージの代わりはレモングラス。なので、♪パーセリセージローズマーリアンターの歌詞は、♪レモングラシ~ソロズマーリアンターと思いっきり字余りとなる。

4種類のハーブはぐんぐん成長中。ただ、紫蘇の葉っぱがいつも何者かにかじられているのだ。かじられた部分のほうが大きくて、葉っぱの形になってないほど。ムシがついている様子はないのだけど。。ウィリアム・モリスの「いちご泥棒」みたいにかわいい泥棒なら許してあげよう。求む、紫蘇泥棒の犯人情報。
↓Strawberry Thief
Ichigodorobou_4

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2009/06/07

スカンク・キャベツ?

やっと翻訳の課題に着手。ミズバショウを調べたらAsian skunk cabbageだって。もともとザゼンソウがその悪臭からskunk cabbageと名づけられたらしい。
こちらの写真を見たら、キャベツと呼ばれるのも納得。青々してて、おいしそう。実をいうと、わたしは白っぽいキャベツは苦手なのです。特にゆでたキャベツの匂いがだめ。だから、普段はグリーンボールを買うことにしている。

初めて北海道に行ったとき、電車で出会ったご夫婦(旅行中)が旭川の優佳良織工芸館がいいからと連れて行ってくださった。(わたしと友人は動物園に行く予定だった。)
当時から織物に興味があったので、もう一目ぼれ。お金のない学生だったから、大きなものは買えなかったけど、母へのおみやげにミズバショウのめがねケースを買った。すごく気に入ってくれて、ずっと大切に使ってくれていた。ネットで写真を探したけど同じものはなかったので、雰囲気だけ参考までに。
Meishimachimizuba

その年、実物のミズバショウは電車の窓から網走湖付近で見かけただけ。その後、尾瀬(何月か忘れた)と知床五湖(5月)でたっぷりミズバショウを見た。よくよく見ると奇妙な形なんだけど、白とグリーンという鮮やかな色の組合せがすがすがしい気分にしてくれる。そうだ、最近編んだグリーン系のマフラーを白いブラウスに合わせたらミズバショウコーディネートだわー。スカンク・キャベツじゃないからねっ!

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2009/06/05

light of my life

Lolita, light of my life, fire of my loins.
My sin, my soul. Lo-lee-ta
聴講している授業で「ロリータ」の冒頭を読んだ。授業中とったメモには「濃い」と一言。先生が「どうですか! これ、濃いですよねー!」と言わはったから。さらに、中年男にいきなりこんなこと言われたら、引きますよねぇ...って。

"light of my life"が目に入った途端、わたしの頭の中はクラプトンの声がぐるぐるしていた。
♪Pretty girl, you are the light of my life, I mean my everything.
えっ、中年男? クラプトンが? ロリコン? まぁ、今の奥さんは歳が離れているけどねぇ。
初めて♪Pretty Girlを聴いた初々しい時代に気分がワープしそうだったのに、濃い…、引く…、と言われてワープ失敗。たしかに、ちょっと勘弁って気もするかなぁ。
♪Layla、♪Wonderful Tonight、そして♪Old Love... やっぱり、濃いわー。当事者のパティはどう思ってたんやろね。

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2009/06/03

わからないときの対処法

今週から翻訳の授業は演習課題が始まった。受講生は用意された英文、日文の課題を1つずつ選んで翻訳し、それを授業で検討する。初回は、学内の法律文書と絵本の日英翻訳だった。法律文書は独特の言い回しがあって難しいので、これにチャレンジする学生はよほど自信があるのだろうと思っていたが。。。

「以下○○という」のが、どう言えばいいのかわからなかったので省きましたぁ…という調子で、ずいぶん課題文が勝手に改変されていた。わからないところは省く。すばらしい対応である。そんなもん、とりあえず和英辞書でもひいてみればいいやん!と思うのだけど、どうも「調べる」という発想がないようで、あきれるというか、なんで「省きましたぁ」で済ませることができるのか不思議。そのくせ、「わたしがんばったのに!」としゃあしゃあと言うのだ。(しゃあしゃあ…っておもしろい!)

この学生の出身大学がどこなのかは知らないが、授業は全部、英語で行っていたらしい。帰国子女なのかな。とにかく英語はぺらぺらである。授業中もひとりで、先生とぺらぺらぺらぺら。これとは直接関係ないんですけどぉ、ぺらぺらぺらぺら。あ、今、思いついたんですけどぉ、ぺらぺらぺらぺら。という具合。他の学生がおとなし過ぎるというのもあるけど、関係ないってわかってるんなら、授業が終わってからにしたまえ、と思うわけで、でも、ぺらぺらじゃないわたしのひがみのようにも思えて自己嫌悪。(^^;)

わたしはなるべくフツーの課題を選んだのだけど、それでも手強そう。省きましたぁ!とは言えないので、コツコツ下調べを始めなくては。

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2009/06/01

5月の新語

を報告するのを忘れていた。例によって美容院で、もっといい雑誌ないの~と思いつつ、あてがわれた雑誌をめくっていて出会ったコトバ。

イケダン

なにそれ~?
特集の見出しになっていて(イケダンに聞きました…みたいな)、特に説明もされてないってことは、この雑誌では定着してるってことなのか。イケメン×ダンディ、イケメン×ダンナくらいしか思いつかないが、特集が「妻の色気について」だったので、「ダンナ」が正解だろう。

後でググッてみたら、「仕事をバリバリこなしながらも、家庭をおろそかにせず、妻や子供を大切にしている旦那様。忙しい時間の合間に、妻の手助けを惜しみなくしている男性を指している」ということらしい。見つけたら捕獲したいものである。

この雑誌、たしか以前「メジサバ」とか「めぐサバ」を発見したのと同じ雑誌だと思う。新語をヒットさせたいという意図がひしひしと感じられるが、ミゾユーほどには定着してない印象である。
雑誌の特集は、一緒に出かけるときに奥さんに着てほしい服は?という質問に、イケダン(←自称?)が、ミニスカートにブーツとか、真っ白なノースリーブのワンピースとか答えてて、わたし的には「ありえなくない?」ってかんじぃ~。ま、ターゲットの年齢層が違うわけで、わたしが読むのがまちがいなのよね。お願いだから、アンアンとかヴァンサンカンとか持ってこんといて~。ギターマガジンとか、F1 RACINGとかおいてあるといいのにな。

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