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2008/05/10

トーチはどこへ?

3回の発表分くらい前倒しで準備したいな~と思っていた連休は、目前の1回分さえ仕上がらないうちに終わってしまった。さわやかな新緑とは無縁の荒れた部屋で悶々と過ごした。思うだけじゃ進展はない。やらなきゃ!

ゴミ出し以外に家から一歩も出ない日もあったり、実りなき休日に思えるが、1本の映画のおかげでずいぶん気分が救われた。連休前夜にTVで放映していたディランの自伝的ドキュメンタリー"No Direction Home"である。わたしはディランのCDは1枚も持っていないし、これまであまり関心がなかったのだけど、この映画はおもしろかった。ディランのインタビューがたっぷりあるし、時代背景もよくわかった。ディランってきれいな顔してたんだ~というのも初めて認識した。

ちょうどあせって読んでいた本にディランの歌が放送禁止になったという1行があったのだけど、映画のおかげで1行から受け取るイメージがぐんとふくらんだ。それに最近、ビートジェネレーションの作家たちを読まなくては…と思っていたところ、ギンズバーグが登場したので、おおっ!と思ったり。。。やはり世界は偶然の連鎖なのか。

ディランは、ケルアックのOn the Roadよりも、ウディ・ガスリーのBound for Gloryのほうに自分に近いものを感じたと言っていた。
ギンズバーグはディランのHard Rainを初めて聴いたときに泣いたそうだ。トーチが次のジェネレーションに手渡されたことを感じたと本当に感慨深げに話していた。
"...the torch has been passed to a new generation..." これはJFKの大統領就任演説にあった一節だ。映画にはこのJFKの演説も(有名な"Ask not..."の部分とともに)ちゃんと挿入されていた。ディランの世代に手渡されたトーチはその後どこを運ばれているのだろう。

そうそう、オデッタという女性シンガーが強烈だったこともメモしておかなくちゃ。文字通り吠えてた。(@_@)
http://youtube.com/watch?v=VSDeROnTq64

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コメント

>文字通り吠えてた
ほんとだワン!dog

ビートジェネレーション・・・
なぜか「ニューヨーク文学散歩」by 植草甚一
を本棚の奥からひっぱりだしちゃったbookwink

投稿: ターミン | 2008/05/12 14:49

あの姐御は凄みがありますねぇ。
かわいいワンちゃんは震え上がってしまいそう。

植草さんってジャズの本をたくさん書いてはりますよね。気になりながら全然読んだことないのですが。
ニューヨーク…もいいけど「シカゴブルーズ放浪」も捨て難い。。。wink

投稿: miredo | 2008/05/14 01:24

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