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2008/02/01

フランケンシュタインといえば

アニメ「怪物くん」に出てきた四角い顔をぼんやり思い出す。もとはメアリ・シェリーが書いた作品の登場物だったというのは、今の大学に入ってから知った。(ひょっとしてもっと以前に聞いたかもしれないけど、脳を素通りしたと思われる。)
メアリの夫で詩人だったパーシー・シェリーやバイロンらが集まった夜、幽霊話の書きくらべをしたのがきっかけでこの作品は生まれたそうだ。へぇ~っ!と思って友人に話したら「それ有名な話やで!」と一言で終わった。いいもん。無知の知。。。

そのフランケンシュタインを解剖するという本を読み始めた。ブンガクと縁の薄いわたしは4月からのことを考えると不安で不安で。。。特に批評理論というものを何も知らないので、なにか読みやすそうな入門用の本はないものかと探していて「批評理論入門『フランケンシュタイン』解剖講義」(廣野由美子著・中公新書)をみつけた。
通勤時に読み始めたところだけど、睡魔に襲われることもなく、読み易い印象。ブンガク系の院試に出てきそうな用語の説明もあるし、代表的な作品も紹介されている。受験勉強用に読んだらもっと精神的に落ち着くことができたかもしれない(^^;)。

著者はまえがきで「怪物の醜さは、読者の想像力に無限に訴えかけることのできる言語というメディアによってしか、表現することができない」と述べている。「怪物を目にして、ある者は気を失い、ある者は『超人的な』スピードで逃げ出した」と書かれているが、いったん映像化してしまうと、そこで恐さ、醜さもある限度を与えられる。
わたしの頭に浮かぶアニメのフランケンシュタイン(の怪物)はちっとも恐くない。でも、メアリの作品を読んだら、きっと、想像の結果うまれた怪物が、輪郭ははっきりしないにもかかわらず、すごく恐ろしい存在として夢に出てきて、うなされるだろうな。

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コメント

おお、勉強が始まってますねぇ!
批評理論のおかげで、シェリーといえばこの頃では夫よりもメアリーの方が有名になってますね。図書館の棚でシェリー(夫)の本を探そうとするとメアリー関係が同じぐらいずらりと並んでます。
ところで夫シェリーやバイロンが書いた幽霊話はあまりうまくできなかったのでしょうか。そちらの話は聞いたことがありませんが。。

投稿: 雪見 | 2008/02/01 10:01

♪雪見さん
口頭試問が終わってないので気持ちが落ち着かないし、4月からのことを考えると、もっと落ち着かないし…でオロオロしています。
雪見さんの入院生活も、そろそろ1年になるんですね。早いですねー。

夫シェリーやバイロンが書いた幽霊話が表に出てこないのは迫力不足だったのでしょうか?謎ですね。

投稿: miredo | 2008/02/02 09:31

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