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2008/01/29

おしつけ戦法

聴講させてもらっていた授業も昨日が最後だった。英語のイントネーションに関する本を読んだのだけど、みんな口を揃えて「おもしろかった」と言っていた。
昨日読んだチャプターも、おもしろいというか、コワイというか、イントネーションの力の大きさがよくわかった。

とても大ざっぱな言い方だけど、一般に文中でアクセントがおかれるのは新情報であり、すでに会話の中に出た単語のような旧情報だとか、口に出さずともわかりきったこと(shared knowledge or common knowledege)にはアクセントをおかない。
これを利用すれば、新情報だったはずのものを、当然のこと、わかりきったこと、であるかのように相手に思わせることも可能である。

たとえば That's very interesting! というように、普通はinterestingを強く言うのだけれど、それをあえて避けて、veryにアクセントをおくとどうだろう。「おもしろい」という点は相手も同意するとみなし、その程度がveryであると伝えることになる。interesting から焦点を外すことで、すでにそれは共通認識なんだよと相手に強要し、または相手を巻き込む戦法である。

これをうまく使うと会話の方向を思いのままに操ることもできる、と著者は書いている。しかも、考えていることを言葉に出さずイントネーションだけで!
今なら、アメリカの大統領候補のスピーチなどを分析してみたら、おもしろいかもね。

というわけで、この授業 very interesting!でした。

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コメント

そういえば新しいソフトウェアのプレゼンなんかで、VERY ナントカ,,という表現を良く聞きますねえ。いかにもちゃんと下唇かんでるぞみたいな発音で(^^;)

日本語だとイントネーションでは強調しないですね。私なんか、大事なところで注意を引こうとするときには、わざと声をひそめたりします。
これは結構怪しげな雰囲気が出て効果があります。

投稿: 司 | 2008/01/30 00:03

♪司さん
veeeery とか extreeeeemly とか言われたら、おしつけ戦法に注意ですね。
うちの先生はポーズが異様に長いことがあり、な、なにを言われるのだろう…と固唾をのんで、みんなでフリーズすることも多かったです(^^;)。やっぱり、メリハリが大切ってことですね。
司さんのささやき戦法は奥さまにも効果アリでしょうか。^^

投稿: miredo | 2008/01/30 12:17

VERYinteresting! ですたい!
日本語でも、やたら「ほんとに!」を連発する人、いるよねー。気になりだすと、そればかり気になって、逆効果!!?

投稿: ターミン | 2008/01/30 15:14

♪ターミンさん
毎度ありがとうございますー!
他にもロンドン地下鉄や飛行機内でのアナウンスなど、おもしろい例が挙げられてるんですよー。そうだ、こんどクラプトンのインタビューなんかチェックしてみたらおもしろそうですね!

>気になりだすと、そればかり気になって、逆効果!!?

うっ...「めっちゃ」を連発するのは自粛しよう(^^;)。

投稿: miredo | 2008/01/30 19:23

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