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2007/05/23

ヘビーローテーション「人類の泉」

毎年この季節になると繰り返し書いているので、今年はやめておいたのだけど、風屋さんのとこで高村光太郎の名前を見て、やっぱり書きたくなった。

高村光太郎には、たしか小学6年生頃にハマった。当時読んだ本の中で、登場人物が詩を暗唱する場面があったのだけど、その詩がかれの「人類の泉」だったのだ。
 
 世界がわかわかしい緑になつて
 青い雨がまた降つて来ます
 この雨の音が
 むらがり起る生物のいのちのあらわれとなつて
 いつも私を堪らなくおびやかすのです
 そして私のいきり立つ魂は
 私を乗り超え私を脱れて
 づんづんと私を作つてゆくのです
 いま死んで いま生れるのです
 二時が三時になり
 青葉のさきから又も若葉の萌え出すやうに
 今日もこの魂の加速度を
 自分ながら胸一ぱいに感じてゐました

この冒頭の部分が大好きで、ちょうど今ごろの季節になると、毎日のように頭の中でぐるぐる回っている。昨日も今日も、まぶしい緑の樹を見つめて、いのちを「胸一ぱいに感じて」いた。
ホントはもっとずーっと長い詩で、当時のわたしは一生懸命に背伸びして、この後に続く光太郎のあふれる愛の言葉を読んでいたんだろうなー。

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コメント

リンクありがとうございます。

この詩、すごく懐かしいです(^-^)
何だか記憶の引き出しの奥底から引っぱりだされた感じ(笑)
この詩だったかどうか忘れましたが
智恵子と死別し、宮沢賢治さんの家族を頼って
花巻に疎開してから住んだ山の中の小屋(高村山荘)でも
こんな詩を作っていたと聞きました。
高村山荘(我が家から車で10分)の裏山には
光太郎が智恵子の名を叫んだといわれる
「智恵子展望台」があります。

投稿: 風屋 | 2007/05/23 12:24

♪風屋さん
久しぶりに全文が読みたくなって、本を引っ張り出すより早いと思って検索したら、小中学生の頃に高村光太郎に出会ったという人が多くてびっくりしました。
風屋さんもお仲間ですね!

書いてみてよかったです~。風屋さんちのお近くに、光太郎ゆかりの地があるなんて全然知りませんでした。花巻に疎開してたのですね。

でも、阿多多羅山が見えるところとは違うんですよね。
「ほんとの空」をいつか見にゆきたいと思っています。

投稿: miredo | 2007/05/24 21:18

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