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2007/03/18

目で読むディクテーション

卒論のための文献を、ぼちぼち読み始めなければ...と手にとってみた。中に、単語をIPA(International Phonetic Alphabet:国際音声記号)で表したtranscriptionが出てきた。 Wikipediaによれば、transcriptionは、
『言語学において、言語の音声を一定の規則に基づいて文字表記することをいう。すなわち「音声→文字」の過程を指すのであり、「文字→文字」の過程である「翻字(transliteration)」と対を成す概念である。ただし、「転写」という言葉がtransliterationの意味で使われることもあり、transcriptionであることを明示する訳語としては「音訳」、「音声表記」、「音声転写」等がある。』

IPAには、普段、英和辞書で見慣れた発音記号よりも、ずっとずっとたくさんの記号があり、さらに補助記号などを用いて、世界のあらゆる言語音を表すことができる。
大学の授業で、IPAで表した文章を見て、元の発話(英語)を書き起こすという練習問題をしたことがあったが、クイズみたいでおもしろかった。そんな問題をネット上で発見。友人は「机上のディクテーション」だと言ったが、まさにそんなかんじ。

こんなふうに読んでるんや~、そら、わからへんはずやわ~と気づくと、本当のリスニングにも何らかの効果はあるかも。百聞は一見に如かず。。。!
ご用とお急ぎでない方は、ぜひお試しを! 回答もついてます。わたしは1つめだけトライしました。
http://www.linguistics.ucla.edu/people/hayes/103/PracticeReadingTranscription.pdf http://www.linguistics.ucla.edu/people/hayes/103/PracticeReadingTranscriptionII.pdf

IPAがわからへん…というときはコチラへ! 個々の音声も聞ける充実したサイトです。

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コメント

まさに今transcribingに苦しむ日々です。訳語としては私は「書き起こし」をよく使います。

学部のPhonologyの授業で今ちょうどIPAで書き起こしをトレーニングしているのに混ぜてもらってやっていますが脱落者続出、院生なのに脱落しそうで冷や汗かきっぱなしです。

それとは別に私が自分のデータ(といっても先生に頂いたデータですが)で格闘しているのは、音声的にはもう少しゆるいアプローチです。「一定の規則に基づいて」さえいれば、必ずしもIPAでなくても、たとえばひらがなでもよいので、トクピシンの正書法と、IPAの中間ぐらいの表記を試みています。これは一歩間違えると恣意的になりかねないのが頭の痛いところです。

時々何が楽しくてやってるんだか不思議になったりもするんですが。

投稿: さつき | 2007/03/19 19:33

♪さつき さん
うわーっ、大変そう! 耳がよくないといけないし、IPAもちゃんと覚えてないといけないし、根気もいるだろうし。。。それはリタイアしたくなりますねー。

IPAを眺めてたら、以前、さつきさんが書いておられた、4つのRと3つのLの音って、どれだろう?と思い出しました。恐るべき言語ですね。

バードウォッチングが趣味の知人が、お正月にパプアニューギニアに行って、言葉は全然通じなかったけど、みんなすごくフレンドリーでいいところだった、もう1回行きたい!と言ってました。いつか、さつきさんに通訳をお願いするかもしれません(^^)。

投稿: miredo | 2007/03/20 22:15

実は私もバードウォッチングは趣味です。地域によってはもしトクピシンが話されてなければ通訳はできないかもしれませんが(トクピシンでもあまり自信ないんですが)機会があったらご一緒したいですね。

投稿: さつき | 2007/03/20 23:37

♪さつきさん
PNGには珍しい鳥がいるそうですね。フィールドワークされるときは、それも楽しみですね!
トクピシンがPNGの共通語というわけではないのですね。

投稿: miredo | 2007/03/21 20:33

いえ、一般論としてはトクピシンがPNGの共通語という認識でいいと思います。ただ、南の方のヒリモツという別の言語が共通語の地域でどのくらいトクピシンが普及しているのかがちょっとわかりません。PNG全域にどのぐらいトクピシンを話さない人がいるのかもわかりません。話さないけど理解する人も多いと思われます。

ヒリモツも勉強したいんですけどね・・・英語すら覚束ない現状ではとてもとてもです。

投稿: さつき | 2007/03/24 19:55

思えば「トクピシン」で検索して、さつきさんのHPにたどり着いたのが、ネット上でさつきさんに出会ったきっかけでした。
大学の社会人仲間から、1学年上に、トクピシンの研究をする!と決心した人がいると聞き、それ、どこの言葉???と思って調べたのでした。当時の志をしっかり貫いておられて、ホントにすごいなー。
タイ語でもヒリモツでも、ガンガン行ってください!
話さないけど理解できるというのは、言語が似てるからなんでしょうね。

投稿: miredo | 2007/03/27 10:32

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