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2006年11月

2006/11/28

Sadness is a gift

A Thousand Winds...数年前に出会った、世界中で多くの人を支えてきた詩。いつのまにか日本語の訳詩「千の風になって」が出回り、やがてメロディーをつけてCDが出回った。私は最初の印象をこわされないかと不安で、本にもCDにも手を出していない。

先日BSで、この詩に支えられた人々を訪ねる番組があった。日本、アメリカ、イギリス、アイルランド。。。こんなにも広い範囲で、また想像以上に古くから、たいせつな人を失って悲しみにくれる人々を支えてきた詩だったのか...と驚いた。

スーザン・オズボーンさん(歌手)は母親を亡くした年の春、ある小さな島を訪れて墓碑にかかれたこの詩に出会ったという。悲しみは決して消えることはないけれど、この詩に出会ったことがきっかけになり、母親の存在をすぐ近くに感じられるようになったそうだ。
そして落ち込んでいた日にふと目にした桜の木が、10月だというのに花をつけており、自分のために咲いているのだと確信したという。思わず写真を撮った。次の日も、そのまた次の日も。。。季節が変わってゆく中で、雪の中でも!咲き続ける桜。6ヶ月のミラクル!

スーザンさんは、自分が悲しみの中にいたからこそ、その花に気づくことができたという。
Sadness is a gift.
そんな悟りの境地にはなかなか達することができないけど、今あるすべてを受け入れて、今ある時をたいせつにたいせつに。。。

アイルランドの農家の男性が暗唱するA Thousand Windsは独特の抑揚があり、重みを感じさせられた。劇の一幕のよう。やっぱり英詩は声に出して読んでこそ。
アイリッシュ・ハープで奏でられる曲も美しかった。リベラという名の少年合唱団のハーモニーも心に響く。調べてみたら、すでに日本でもかなりポピュラーになっている合唱団だった。そろそろCDにも手を出してみようかな。

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2006/11/23

神農さんの虎

ちょっと出かけてくるね・・・と病室を出て実家に寄ったあと、「神農さん」に行ってきた。くすりの町として有名な道修町(どしょうまち)にある少彦名神社の神農祭がたしか昨日と今日だと思い出したのだ。
20年ほど前に父が手術をしたとき、母と一緒に行ってそれからは我が家の年中行事となっていたが、そういえば母が亡くなってからご無沙汰していた。

3 地下鉄の駅をどちらに出ればよいのかも忘れていたが、張子の虎のついた笹を持った人がホームに降りてくるのを見つけて、そちらの方向に上がったら正解! 駅員さんに教えてもらった交差点を曲がり、左右に並ぶ屋台をきょろきょろ眺めながら進んでゆく。
ンメーラレヒカフ? うといぺんこ? 反対向きの屋台ののれんは、あたまの体操。妙に楽しい。

細い路地のような神社の入り口は、けっこうな数の参拝者が並んでいた。お約束の笹を買って病院に戻ると「おっ!行ってきたんか!」と父がにっこり。「しもたー、お前が出かけるゆうたときに頼んだらよかったー、と思とったんや」
以心伝心!あー、よかった!

大阪検定というのがあるとしたら、「神農さん」は必出やな~と思ったら、来年からほんまに大阪検定始まるねんてね!
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2006/11/21

どうなる?どうする?

ホントにどうなるんだろう。留年しちゃうのかな。
「どうなる」ではなく、「どうする」なのに、ひとごとのように考えている。勢いだけで4年目のここまで突っ走ってきたけど、今は気持ちが萎えてしまっている。

1年くらいどうってことない。たしかに。でも、1年延期してでも納得のいく卒論を書きたいとか、満足にできなかった勉強をもう少し続けたいとか、そういう意思がなかったら、ずるずる先延ばしにしてしまったら、中退にもなりかねない。

自分がやりたいことって何だっけ? 好きなことって? なにもかも見失ってしまったよう。。。
ぐっすり眠ったら、また夢がもどってくるかな。

写真は病院の談話室からみえる川と向こう側の某ホテル。かつての勤務先の忘年会は毎年このホテルであった。思いっきり前倒しなので今週くらいかな。
River

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2006/11/19

レイラのおしり

父の入院でバタバタしていたのでプレゼントに気づくのが遅かった。再配達してもらった小包の中味は「おすすめDVD詰合せ」…いつもツボにハマる音楽を選りすぐっていただいてホントに感謝感激あめあられ!
箱をあけた途端、デレク・トラックス・バンドの"Songlines Live"のジャケットが目に飛び込んできた。おーっ!アマゾンにオーダーしようと思ってたところだよー! 迷わずコレを最初にプレイヤーに載せる。

大阪城ホールでは遠くてわからなかったデレクの表情や美しい手の動きがはっきり見えて、もうかぶりつき状態。 インドっぽい音楽、たまりません。。。バックのドラムやパーカッションもデレクの音楽にマッチして心地いい~。ジャジーな曲ではピアノも光っていた。ECはデレクだけじゃなく、このバンドのピアニストもツアーメンバーに加えればよかったのに(^^;)。
そしてそして♪Anydayも演っている。。。クラプトンの初日では聴けなくて残念だったけど、これがあれば、まぁいいっか。

束ねた金髪をほどいたデレクってどんなかんじなんだろ。。。

今回のECのコンサートで♪レイラに酔いしれた人がきっとたくさんいると思うが、「レイラのおわり」という非常にユニークなコミュニティを某SNSで発見した。あの「レイラ」の後半部分について、あーでもないこーでもないと好きなことを語るスペースである。おもしろ過ぎ! 最初、私は「レイラのおしり」かと見間違えた(^^;)。
興味ある方は、私のコミュ一覧にあるので、そこから飛んでみてください。

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2006/11/18

イタリアの心変わり

久しぶりに仕事に行った。激しく遅刻の重役出勤だけど。
自分の机があるというのは、なんかほっとする。ボスも事務局(秘書グループ)のみんなも父のことがまず第一と言ってくれる。ホントにありがたい。お言葉に甘えて、勤務日数をさらに減らしてもらった。大きな事務所では、こういうわけにはゆかないだろう。所員みんながファミリーのような事務所を創りたいというボスの思いがこんなところに表れているのだと思う。

さて、今年も残り少なくなって気になるのが、イタリアの特許年金のゆくえである。今年1月からいわゆるオフィシャル・フィーが不要となっていたのだけど、政権が変わった結果、これがまた復活しそうだと言われていた。
年金制度廃止が決まったのが昨年12月の議会だったので、そろそろ動きがあるかな~と検索してみたら、やはり・・・

. . . under the new Prodi Administration, the Italian Government now in charge has drafted a decree to be submitted to Parliament re-introducing application and maintenance fees on Italian patents (maintenance fees starting from the fifth annuity), utility models, and design registrations (maintenance fees starting from the second five years period).

というわけで草案作成中のようである。無料というのもおかしな話だと思うので、復活するのはまあ当然かなと思うけど、空白の2006年分も遡って納付しろっていうのだけは面倒だからやめてほしいなぁ。
なにか関連情報お持ちの方、ご連絡よろしくお願いします!

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2006/11/15

病院はリバーサイド

金曜夜に初めて救急車に同乗してから、毎日病院通いです。仕事も勉強も放り出して。
たいしたことは何もしてないのに、家に帰る頃はくたくたよれよれ。歳のせい?(^^;)
このままでは卒論だけでなく卒業に必要な単位さえ危なくなりそう(@_@)。
なんとかリズムをつかんで生活を立て直さなくては。
私自身が元気じゃないと、白い壁をぼーっと見つめている父を励ますことなんてできない。身体も気持ちもメンテが必要やなあ。

今日は遅めのお昼(というかおやつタイム)におにぎりを買って川べりのベンチで食べた。こんな青い空の下で、早く父に深呼吸させてあげたい。
父の病室は川の見えないほうなので残念。反対側は古くからある下町という雰囲気。すでに近所にたこ焼き屋を3軒見つけた!
River1115

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2006/11/14

久々のデート♪

11月11日。約束の時間は過ぎていた。でも、心の広い人だからだいじょうぶ。
約束の場所に着いたら、ちょうど1曲目のイントロが始まったところ。ほらね。待っててくれた。
3年ぶりにみるあこがれの人は、あいかわらず言葉数が少なくて。でも、唄にもギターにもプレイする楽しさがあふれていた。
今年は若い仲間をふたり連れてきて紹介してくれた。噂に聞いてたから、ずうっとふたりに会いたいと思っていた。ひとりは左利きなので、ふたりがギターを抱えて並ぶとシルエットが対称的になっておもしろい。狛犬さんみたい。

というわけで、エリック・クラプトンのコンサート初日に行ってきました。実は、その前夜、父が予定を早めて入院したので、病院から大阪城ホールに駆けつけたのでした。スタンドのDブロックはステージから遠かったけど真正面なので全体を見やすかったです。つまらなかったのは、立ち上がる人がほとんどいなかったこと。やや不完全燃焼。けど、その日は、朝コンビニで買ったカフェラテを飲んだきりだったので、スタンディングじゃなくて助かったかも。

あこがれの人はあくまであこがれ。今回はやっぱりデレク・トラックスにかなり心を奪われました。スライドの音って、なんであんなにゾクゾクするんでしょう。それからソロがまわってきたときの「間」のとり方!感動しました!ぐぐっと聴衆を引きつけた瞬間でした。
デレクのプレイを見ていると、すごくこまめに右手が動いているのですが、あれは何してるのかな?ボリューム?

今回初めて生で聴く曲もたくさんあったし、アコースティック・コーナーでは、あんな曲やこんな曲が聴けてもう大満足でした。残念だったのは鍵盤のふたり。。。(^^;) まぁ、好みといえばそれまでですが。

終わってからグッズ売り場にゆくと、日替わりTシャツやニット帽(本日分)は売切御免。仕方なく白いシャツを買って、さっそく翌日から着ています。
あやしげな露店には「下敷き」がたくさん売ってあったのだけど、いまどき買う人いるのでしょか?

いろんな想いを抱えていたので、気分はなんというかぐちゃぐちゃでしたが、音楽を聴ける余裕がまだあることはしあわせだなあと思いました。

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2006/11/09

今年もリサとガスパール

ことしの誕生日は知らんぷりして通り過ぎようと思っていたのですが、父の言葉を書き留めたくて、8日になってちょっと書いてみました。コメントくださったみなさん、メールやカードを送ってくださったみなさん、ありがとうございました。今夜はもうぐったりなので、またあらためてお返事しますね。なかなか夜、眠れなくて、そのせいか、かなり身体がしんどいです。食欲もなくて、今日のお昼も何を食べようかな~、何が食べれるかな~とコンビニ内を20周くらいしました(^^;)。あやしまれたかもしれません。

夕方のお茶タイムにマンゴープリンとカフェラテで、ふぅっと息抜きできて、心のコリコリが少しほぐれた気がします。通りがかった阪急デパートをふと見ると・・・なんともうクリスマス恒例のショウ・ウィンドウに変わってました!
Lizagas今年もかわいいリサとガスパール!さっそく携帯で写真を撮りました。ケーキづくりに奮闘しているガスパールは顔に白いクリームをべったりとつけてます。
父の記録用にスケジュール帳を買いました。病院に持っていったら、看護師さんたちの間で評判になるかも。

ではでは。そろそろベッドにもぐりこみます。羊のかわりに、リサとガスパールを数えてみようっと。

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2006/11/08

立冬に大阪で生まれたオンナ

昨日は寒かった。朝、外に出た途端、季節が変わったと感じた。母の形見のロングカーディガンを着て、仕事の前後に父のところに寄った。泊まり覚悟だったが、しきりにもう帰れというし、先は長いと思って無理するのはやめた。
前の夜2時頃ベッドにもぐり、いつもは聞こえない相方の5時半の目覚ましが鳴る前から起きていた。というか、ずっと脳は起きていたような気がする。そんな状態だったので、無理は禁物。

父は自分の携帯電話をちらっと見て「おっ、今日、おまえの誕生日やな。」と言った。日付が目に入ったのだろう。「よう思い出したなあ。なんか好きなもん買うて帰れ。カバンでもクツでも。な、もう最後かもしれんで。」

うん、うん。笑ってやり過ごしたけど、カバンもクツもいらんよ。それよりいっしょに千里の紅葉を見たいよ。
ああ、今夜もまた起きてるのか寝てるのかよくわからない夜になりそうだ。

最近、介護をされてる方や介護経験者の方のブログをよく読む。ある方が書いてはった。「介護の生活とバランスをとるためには、介護があまりにも大き過ぎたので同様の重量を持つ他の世界が必要だった・・・」
どっぷり浸かってしまったら、自分自身が壊れてしまいそうで怖い。なんとか踏ん張るためにも、しんどくても仕事と大学は続けたほうがいいのかもしれない。

泊まりを想定して、ごっそり勉強道具を詰め込んだカバンの重いことといったら。疲れた肩にずっしり食い込む。バスの行列はすごいし、誕生日だし、もう今日はタクシーで帰ろうと乗り込んだ。
「風が冷たいですなあ。今日はもう立冬ですからなあ。」
愛想のいい運転手さんがつけていたラジオから♪大阪で生まれた女が流れてきた。

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2006/11/05

リハビリに期待

昨日、帰りのバスから、早くもクリスマス・イルミネーションの輝くお宅を発見。ちょっと気が早いんちゃう?
いや、でも、もうちょっと日があるから、こんど時間があるときに…なんて延ばし延ばしにしていると、直前になってあわてふためくことになるから、早いんちゃう?と思われるくらいがよいのかも。ああ、私の卒論も、ちょいと気が早いんちゃう?というくらい前に着手しておくべきだった。

週半ば、父の具合がかなり悪く、このままだと大学を休学したほうがいいのか。。。と弱気になった。実際、私のまわりにも介護のため休学していたという社会人学生がおられる。でも、もう、あと数ヶ月がんばれば卒業できるところまで来ているので、なんとか乗り切れたらいいのだけど。

先日、嚥下障害支援サイトを運営しておられる先生にメールを送ったところ、今日電話をいただき、折り返し電話をして相談にのっていただいた。いろいろ助言していただいたが、紹介状のコピーをとるなんて考えたこともなかった。たしかに、家族として正確な情報を入手することは大切なことだと思う。
また、専門の検査をしてもらうときは、検査結果を文書でもらうこと、レントゲンの結果(嚥下の影像)もダビングしてもらうこと、理由を聞かれたらセカンドオピニオンのためだとはっきり言いなさいと言われた。ふぅ。。。

でも、父の症状はリハビリで治りますと言って下さったので、今夜は少し落ち着いて眠れそう。
だけど、その前に明日のための勉強がぁ。。。(+_+)

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2006/11/02

衣替えというよりも…

11月です。近所の三色彩道では、そろそろ紅葉が始まっています。実は、バスに乗り遅れて仕方なく駅まで歩いたのですが、こんな道を歩かないでバスに乗るなんてもったいない!
前は毎日毎日歩いていたのに。大学用にバスの定期を買ってからは、定期あるから使わなソンソン…というビンボー根性が出てしまって(^^;)。

紅葉の季節だけでも歩こうかな。でも、上を見上げたり、振り返ったりしながら歩くので、駅までやたら時間がかかってしまうのが難点なのです。
このブログの右上の写真も、その三色彩道のものだったのですが、新緑バージョンから衣替えしました。
昼間はいい季節~ってしあわせな気分になれるけど、夜の、山の上の大学はもう寒くて。自分の服もちゃんと衣替えしなくては。そうだ、冷たい木の椅子に座るときに敷いてるバティックも冬バージョンに変えよう。なんかもう冬支度やね。
20061031111047

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2006/11/01

心は卒業式へ?

先日、卒論中間発表がなんとか終わり、タイトルに冠詞"A"を手書きで追加した書類に、先生のサインとハンコもいただいた。これで卒業への道はとりあえずキープされた。あとは書くべし。
ゼミの次の空きコマは、若いゼミ生たちと一緒に生協にゆき遅いランチタイム。
「これで卒業できそうやし…」とひとりの学生がパンフレットを取ってきた。てっきり卒業旅行のだと思ったら、ハズレ! 実は、卒業式用「袴」のパンフレットなのだった。私が最初の卒業式で袴をはいたときは、紺か緑が定番だったと思うけど、2007年版のパンフは色とりどりの着物と袴の組合せがファッション雑誌のように並んでいる。しかも、たいていの袴には美しい刺繍がほどこされている。いいなあ。。。

ページをめくりながら、4人で「草履よりブーツのほうがカワイイよね」とか「ハイカラさんが通る!みたいなんがいいよね」とワイワイ。ひとりの学生は、まだ1年生のとき実家に帰ったら、知らないうちにお母さんが袴を買ってはったとのこと。親御さんも早くから楽しみにしてはるんやね。
私は何を着ようかな。。。一度着てみたいのはアオザイなんだけど、別に卒業式じゃなくてもいいし。それより卒業式の頃は日本にいないような気がする。

楽しい卒業旅行のためにも、今週末は卒論のためのデータ整理をがんばろー。

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