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2006/09/07

The Brooklyn Folliesの最後の日

来週締切(なんで夏休みの途中なの~!)のレポートが思うように進まないので、気分を変えようと昨日からオースターのThe Brooklyn Folliesの残りを読んでいた。行き詰まっていたのは、プロットがあるんだかないんだかよくわからないJames Joyceの短編。それに比べたら、Folliesのほうはどんどん話が展開して胸がどきどきするくらいだった。そういえば、James Joyceという名の登場人物も出てきた。オースターの登場人物のネーミングはいろいろ秘密が隠されているらしく、謎解きもおもしろい。といっても私にわかるわけはなく、先生が種明かしされるのを聞いて、ほぇ~っ!(@_@)→( _ )と目からウロコになるのを楽しむんだけど。

この作品は、ちっぽけでおバカでごくごく普通の人間に対するオースターのあたたかいまなざしを感じることができて、なんか、私、オースターのこと好きだな。
最後から数頁のところでは、Momが亡くなって以来、ずっと感じていることが書かれていて、うん、そうなの、そうなんよ。。。と泣けてきた。
そして、2001年9月11日の朝8時で物語は終わる。あの日から、もうすぐ5年。
オースターはブッシュ大統領に対する厳しい姿勢を作品中にも明示しているが、今年の中間選挙の結果は、どうなるだろう。

The Brooklyn Follies.

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コメント

カポーティーやフィッツジェラルドを読んだ時にも思いましたが
P・オースターも英語で読んでナンボですよね。
日本語訳ではイマイチ雰囲気や感覚がよくわからない。
特にP・オースターの三部作にそれを感じました。
全部日本語で読んじゃったけど。

翻訳者ってのも難しい仕事だなぁ・・・。

投稿: 風屋 | 2006/09/08 18:04

♪風屋さん
難しい問題ですね~。ネイティブじゃない私には、たとえば、作家が厳選した単語のニュアンスを感じとることはできないから、それを補ってくれる翻訳者が必要だとも思います。
オースターの翻訳者として、柴田元幸さんは定評があるようですが、こういうのは相性もありますもんね。
あ~ん、夏休み中にNY三部作も読みたかったのに、とてもそんな余裕はないです。

「翻訳夜話」とか「翻訳教室」は、翻訳の現場を垣間見ることができて、おもしろいですよ!

投稿: miredo | 2006/09/08 22:15

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