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2006/02/13

おばあちゃんができた!?

時間に追われていると忘れていられることが、急に心のすきまにしのびこんでくる。大学が休みになって、ほっと一息つくといつもそうだ。
久しぶりにアメリカ村方面に行ったので、ふとMomが好きだったお店のことを思い出した。プロバンス地方の生地で手づくりの洋服や雑貨を作っている小さなお店。アメ村にゆくときにはいつも気にしているのだけど、ここ数年は行くたびにお店が閉まっていておばあさんのことが心配だった。
Pic_0117このへんだっけ…?と横道に入ると、ガラスのドアの奥におばあさんの姿が見えた! 私が中に入ってゆくと、真っ白な髪の小さなおばあさんはミシンの手を止めて出てきて下さった。タイミングが合わなくていつもお店が閉まってたから心配してたんです…というと、おばあさんはうれしそうに「煮炊きをするときは火が心配ですからね、ドアを閉めて上にあがってますねん。ベルおしてくれはったら出てきますよ。」と言わはった。

やさしい笑顔のおばあさんは、なんと85歳! お元気でうらやましい~! さらに、50過ぎてからフランス語や文化を学ぶためにニースへ行ったと聞いて、またびっくり! すごいパワーですね~と言うと、それまでは借金があって行けしまへんでしたんや…とのこと。若い頃から、ずーっとお店を続けてはったそう。ニースに行かれたのは今から30年以上も前のことだから、そういう女性はまだ珍しかったんじゃないかなぁ。ニースの学校でも日本人はひとりだったそうだ。

Pic_0116このお店を見つけて教えてくれたMomの話をすると、まだ若いのに…って。そして、お嬢さんも小さいのにさみしいことでしょう…って。恥かしながらぼろぼろ泣いていた私は「小さいのに」と言われて思わず吹き出しそうになり涙もおさまった。まぁ、85歳のおばあちゃんから見たら子どもかもね。結局何も買わずに、ごめんなさい、また来ます…とお店を出た。帰る前に許可をいただいてケータイで写真を撮った。おばあちゃんは「さみしくなったら、いつでもどうぞ来てくださいね~」と言ってくれはった。おばあちゃんもお元気で! 

プロバンスの生地ってどんなの?という方はこちらへ。生地や商品の写真がいっぱいあります!

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