« ?年前の秋、ことしの秋 | トップページ | 英語はパッチワーク »

2005/11/04

ALL-OUT WAR

昨夜は2時前にベッドに入ったが全然寝つけなくて、今朝起きるのがつらかった。たいてい、もうあか~ん、眠い~、バタッ!zzz...というパターンなので、こんなに寝つけないなんて珍しい。理由はたぶん、がぶがぶ飲んだコーヒーのせい。先日、コーヒーのダイエット効果を紹介していた番組で、入浴前に飲むのがいいと言ってたので、ほいほい実行したのだ。コーヒーで眠れないなんて、かつてなかったのだけど、タイミングと量がまずかったみたい。もっと早い時間にお風呂に入ればだいじょぶだろう。

「国際ジャーナリズム」の講義は、アメリカ最高裁判事の政治的バランスについての復習から始まった。同じ講師の方が先月初め「アメリカの保守主義と最高裁」について講義をされた時点では、Harriet Miersが指名された直後で、さてどうなるでしょう…という状況だった。
その後、彼女の指名辞退、撤回を受けて、ブッシュ大統領が新たに最高裁判事に指名したSamuel Alitoに関する報道では"all-out war"(全面戦争)という表現が見られる。これは冷戦時代によく使われた言葉とのこと。反対派がそんな言葉を持ち出してくる程、この保守派判事の任命は、ゆゆしき事態という認識なのだ。そういう言葉の背景を知らないと、発言者の意図するニュアンスまでは読み取れないなぁと思った。

今回のお題は米国の選挙について。現場をご覧になった上での話は、やっぱり一味ちがっておもしろい。特に、caucus(党員集会)よりさらにローカルなタウンミーティングの写真は、へぇ~っ! 一般民家の居間にご近所さんが寄り合って、お茶やお菓子を食べながら意見交換をし意思統一を図る場なんだそう。講師の方が見学されたミーティングでは、ある高校生が父親に促されて、顔を真っ赤にしながら自分の意見を10分間ほど発表したそうである。そうやって公の場で意思表明をするトレーニングを積んでゆくんだなあ。
「牧歌的」とか「大草原の小さな家」の世界だと言っておられたが、そんな古き良き時代のアメリカの民主主義を実現する手続が残っている一方で、選挙がビジネス化しているという一面もまた非常にアメリカ的である。
日本のように政治家と秘書がべったり…という状況とは正反対で、選挙運動のプロは、あくまでビジネスとして選挙にかかわる。だから、前回、民主党候補についたけど、今回は共和党…ということもあり得る。辣腕strategistは政治家よりも有名でひっぱりだこ。そんな選挙のプロフェッショナルたちが仕事を求めて、アメリカ以外の国、たとえば中南米や東ヨーロッパに進出しているらしい。まさに政治はゲームというかんじだろうか。土下座して情けに訴えるどこかの国よりマシな気もするけど。

|
|

« ?年前の秋、ことしの秋 | トップページ | 英語はパッチワーク »

Diary」カテゴリの記事

英語」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/84903/6913275

この記事へのトラックバック一覧です: ALL-OUT WAR:

« ?年前の秋、ことしの秋 | トップページ | 英語はパッチワーク »