« スライドギターのルーツ | トップページ | されどTOEIC »

2005/10/26

そしてジャニスにたどり着く

「サザンとイエロードッグのクロスポイント」について検索をした翌日、朝の通勤電車で検索結果の続きを読んでいたら、いきなり♪Winin' Boy Bluesという曲名が出てきた。とろんとした目で斜め読みしていたのが、急に身体がしゃきっと伸びて目を見開いた。今読んでいる作品には、まさにWining Boyという名の登場人物が出てくるのだ。しかも、酒場を渡り歩くブルーズピアニストという設定。2つの鉄道が交差するところに立ち、ゴーストの名を呼んだのも、このWining Boyである。また検索癖がむくむく。♪Winin' Boy Bluesを調べたいのに電車の中じゃどうにもならない。
作曲者Jelly Roll Mortonの名前も聞いたことがある。たしかスコット・ジョプリンと並ぶラグタイムのピアニストだよね。
お昼休みを待ちわびて早速ググッてみる。歌詞はすぐに見つかった。CDもたくさんある。そしてまた私の目を奪う名前がそこに・・・Janis Joplin ! 残念ながら私の持っているCDではなかった。というところで時間切れ。続きは夜の部に持ち越す。

Jelly Roll Mortonの演奏は、ほんの少しだけどネット上で試聴できた。想像してた泥くささはなく、品の良さを感じさせるピアノが少々意外だった。これをジャニスはどんなふうに唄っているのか。きっと、絞り出すような声でシャウトしてるんだろうなぁ。それにしても、この作品には音楽があふれている。私なんかは、こうやって検索してはじめて、ああ、そんな曲があるんだ~と思うわけだが、アメリカ人ならきっと自然に、行間から音が聞えてくるんだろうな。

ジャニスのCDの収録曲名を見て、気になったのが"Wining"の発音である。「ウィニン・ボーイ」と表示されている。実は最初、私もウィニングと読みかけていたのだけど、winだったらnがもうひとつ入るハズ。授業で先生に質問したら「ワイニング」と言っておられた。
なお、"Wining Boy"については、括弧書きで"Winding Boy"と併記しているサイトもあり、プレスリーのように腰くねくねのセクシーガイを意味するらしい。なので、このブルーズはオトナの唄のようである。

作品中のWining Boyも酒と女と音楽に浸る日々を送っていたが、それが楽しいと思えたのは最初の数年だったと語る。あるとき、もう、たくさんだ…とすべてが嫌になる。そうなったとき、ピアノを弾くしかできない自分はいったい何者なんだ?と自問自答する。
Now, who am I? Am I me? 
自分からこれを取ったら何も残らない…と言えるほどのモノをもつことはすばらしいと思うんだけどな。。。

|
|

« スライドギターのルーツ | トップページ | されどTOEIC »

Diary」カテゴリの記事

music」カテゴリの記事

コメント

ミレドさんご無沙汰です。この「〜ABC」はいつも本当に勉強になりますわ。

曲のタイトルに”〜Rag”が多いので勘違いしやすいのかも知れませんが、Mortonはニューオーリンズでジャズの発生に大きくかかわった作曲家、ピアニスト、バンドリーダーです。ラグタイムは19世紀終わりのピアノ音楽で、基本的にアドリブもありません。

Morton自身が自作を解説しながらピアノを弾いているレコードをスミソニアン博物館が出していたので、多分今でも手に入ると思います。この人は名刺は”ジャズの発明者”と書いていたらしい。ある意味、間違いではありません。

ミュージカル「Black And Blue」はMortonの生涯を描いたものでした。ブロードウェイではR・ハナやG・テイトといった有名ジャズミュージシャンが劇伴をしてはりました。主役はグレゴリー・ハインズでタップはもちろん、歌がとても上手いのに驚きました。

内田勘太郎の真似をしてカルピスの瓶でボトルネックを作ったりしましたが、普通に売っているステンレスのやつの方が扱い易く、結局音も良かったです。

投稿: YAS竹田 | 2005/10/27 21:40

♪YASさん、おひさしぶりです!
そろそろパッチの恋しい季節でしょうか?(^^;) 私も、第3次M谷越冬隊の隊員として厳しい季節を迎えております(M谷は大学のある地名)。

あちゃ~。受け売りは、すぐにボロが出ますね。Mortonってラグタイムの巨匠だと頭にインプットするとこでした。かれについては、クレオール、クラシック出身、ジャズのコード記号を編み出した人…という情報を入手していますが、合ってますか? NYだと、いろんなミュージカルが観れていいですね!August Wilsonの作品を観てみたいです。

Yasさんのスライドギター!?(@_@) 興味津々です。カルピスってのがかわいいですね。といってもビンには水玉はついてないし、色もゆんける色ですよね。ハウスかS&Bのコショーのビンがぴったりやねん…と言ってた人がいました。

投稿: miredo | 2005/10/28 00:51

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/84903/6647658

この記事へのトラックバック一覧です: そしてジャニスにたどり着く:

« スライドギターのルーツ | トップページ | されどTOEIC »